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カテゴリー「竣工検査」の検索結果は以下のとおりです。

ピンチヒッターとして工事立会および耐圧試験

年次点検と

別現場での

高圧設備更新工事が

ダブルブッキングしてしまった

先輩から

ピンチヒッターの

依頼を受けました。

 

年次点検は

構内配置を分かっている

本人じゃないと

厳しいから、

キュービクルだけで済む

高圧設備更新工事の

立会及び試験のほうを

私が引き受けました。

20230521173733.43.24.jpg

工事会社さんが

更新機器

DS,VCB,VT,CT,LBS1台を

並べてくれたので

一括で耐圧試験をおこないました。

 

耐圧試験では

電圧印加中の

注意喚起のため

活線警報器(充電表示機)

使用するのが常識と言っても

過言ではない、

と自分では思っています。

 

 

工事は9時ごろから13時ごろまでおこない、

20230521173734.49.10.jpg

作業前後の検相を行い写真も撮り、

報告書と一緒にこの画像を

先輩に

送りました。

自分の現場をやる時より

気が張りました。

負荷電流の確認作業

新設の商用施設が

近日オープン予定なのですが、 

オープン1週間前くらいに

使用前確認をおこなうよう

系列店を管理する

管理技術者同士で

決められたルールがあります。

 

各チェック項目に適合しているかの 

事前確認を行うことになっているので

現場訪問してきました。

20230519115407.23.28.jpg

チェック項目の中に、

分岐ブレーカー最大電流値の

確認というのがあり、

照明などの負荷をなるべく

点灯させて

分岐回路ごとに負荷電流を測定。

普通のクランプメータでは

いちいち噛ませて外してが面倒であり、

配線同士が近くて

広げないと入らないとかを

気にするのが面倒なので

 

挿せばいいだけの

KYORITSU

フォークカレントテスタ

MODEL 2300Rを使用し

サクサク測りました。

 

昔から持っているクランプなので

上記のものを使いましたが、

こんな場面では

 

こっちのほうが

フォークが小さいので

より測りやすいかもしれません。

これは

よく電工さんがもっている

イメージがあります。

 

昔と違い

新設の照明回路は

LED照明が入っているので

昔に比べて負荷は軽いです。

 

借室受電物件の工事立会と竣工検査

集合住宅の共用部、

共用フロア、エレベーター、水関係に

使われている

高圧受変電設備。

借室からの

屋外キュービクルへ至る

高圧ケーブル、

LBS、

DGRとZCT,ZPDの

更新工事がありました。 

20230517225322.10.38-1.jpg

工事当日、

スタートでバタバタして

検相を忘れたことがあるので

前日に

予備ブレーカー回路で

検相をおこない、

終わるまで検相器は

つけっぱなしにしておきました。

 

20230517225323.56.58-1.jpg

LBSは取り付け前に

単体で耐圧試験を実施。  

バリアリールLong 

20230517225324.59.59.jpg

ケーブルは通線後

両端から

端末処理が進みました。

借室なので

SOG付PASがないし

年次点検での

ケーブル測定結果が

思わしくなく

心配でしたが

CVT(EE)ケーブルで

更新になったので

しばらく安心です。

 

CVT(EE)ケーブル専用で

架橋ポリエチレンンの

剥ぎ取りに

こんなストリッパーを

使用していました。

電力会社に

剥ぎ取り長さを45mmで

指定されていましたが

かなり作業が快適そうでした。 

20230517225325.01.11.jpg

LBSの最終締め付けトルク確認に

Bluetoothで

スマホに測定値を表示し

リミットを音で知らせる

おもしろいデジタルトルクを

使用していました。

だいぶ工具好きな電工さんと

みました。 

20230517225326.02.15.jpg

すべての工事が完了し、

ケーブル耐圧試験と

地絡方向継電器と

LBSの連動試験を行い、

20230517225327.03.26.jpg

東京電力に

接続してもらったのち

受電、検相確認、復電にて

完了です。 

 

借室~QB間のケーブルは

なかなか通らず

苦戦していました。

どうやら途中地盤沈下で

エフレックスが

つぶされているのでは、

との見解でしたが

無事貫通して

安心しました。

 

次回ケーブル更新は

20~30年後になるだろうが

そのころには

まだここがあるのか、

設置者は

変わっているかもだし、

そもそも

私は

引退しているかも

しれません。

 

次回ケーブルを

同じ配管で

更新するのは

リスクがあると思ったので

20230517225328.24.56-1.jpg

思い出をキュービクルに

残しておきました。

新設物件の雨天竣工検査(SOG試験と安全措置)

新設物件の雨天竣工検査(ウォータープルーフ)

新設物件の雨天竣工検査(耐圧試験)

新設物件の雨天竣工検査(過電流継電器試験)

の続き。

20230318222543.57.13.jpg

 PAS SOG制御装置の試験。

この時にはかなり

小降りになっていたので

雨養生なしで試験できました。

20230318222546.00.24.jpg

試験開始直後、

試験器の

Voの数値が動かないなんて

トラブルがありましたが

試験器電源入切と

メタルコネクタ抜き差しを

おこなったところ

よくわかりませんが

直りました。

何だったのでしょうか?

 

1号柱は既設の物で古いです。

何度か15m柱で引き紐高いので

1号柱を昇り降りしましたが、

20230319003339.32.40.jpg

足場釘が折れて

なくなっているところがあり

ちょっと大変でした。

今後を考えて

電気工事店に取替を

お願いしました。

 

竣工検査終了後、

20230319004746.47.20.jpg

PAS開放して引き紐を

操作できないように

投入禁止の札をベルトでくくりつけて

安全措置としました。

 

そして、 

東京電力の

「高圧引込線新設工事における

電気主任技術者様立ち合い省略時のお願い」

ということで

配電線との接続工事の

立ち合い不要になるので

リンクの書式に必要事項記載して

工事店に出してもらって

受電日の打ち合わせをしてもらいます。 

投入禁止札は

東京電気管理技術者協会で

購入したもので、

このベルトで1号柱に括り付けています。

新設物件の雨天竣工検査(過電流継電器試験)

新設物件の雨天竣工検査(ウォータープルーフ)

新設物件の雨天竣工検査(耐圧試験)

の続き。

20230318222544.01.45.jpg

OCRの試験。

耐圧試験同様

車内からキュービクルに

試験配線を飛ばして

接続。

試験終了後、

この場での片づけは

配線だけにして

家に帰ってから

試験器を片づけました。

 

最近の

20230319000524.04.10.jpg

オムロン、三菱、富士、泰和の

過電流継電器は

若干の違いはあれど

瞬時動作時間が

整定値200%50ms以内の前に

整定値100%~160%(三菱は130%まで)

90ms以内の

基本2段特性になってます。

以前書いた記事の

電力会社との過電流保護協調を計算

の中にもあった、

瞬時動作時間

配変OCR動作時間0.2s-(配変OCR慣性特性0.05s+CB3サイクル0.06s)=0.09s以下

というのを考えると

瞬時に関して単体にて

試験条件整定値200%で50ms以下

の前に

オムロンは

試験条件整定値130%90ms以下も

取説に書いてあり

やっておいたほうが

いいのかなと思い

やっておきました。

そしてこの頃の51は

瞬時整定値最小10Aがあるので

試験しやすいです。

 

今回はオムロンでしたが、

三菱と富士電機、泰和は

瞬時動作90ms以内の試験条件の定めは

取説確認しましたが

ありませんでした。

 

ムサシインテックの振動センサ

G・TRIPを使用していますが、

ビニルコードを

センサ本体に直結で

末端はバナナプラグにして

使用してます。

新設物件の雨天竣工検査(耐圧試験)

新設物件の雨天竣工検査

(ウォータープルーフ)

の続き。

 

天候が悪化する前にと

キュービクルが搬入された日に

内部銘板確認と

接地抵抗測定は

済ませてあったので、

1.内部確認及び耐圧用養生

2.高圧絶縁抵抗測定

3.耐圧試験

4.過電流継電器試験

5.PAS SOG試験

6.安全措置

の順番で実施。

20230318222538.09.55.jpg

キュービクル内

内部確認から。

 

接地抵抗は事前に測定済でしたが

端子台への接続が

まだ終わってませんでした。

耐圧かけるために

各所接地の接続は必要なので

クリップで仮接続。

A,D種、B種、

それとPASのA種を

ここから持っていくために

IV線14sqが引いてあったので

それも仮接続。

20230318222539.12.17.jpg

キュービクル内の

電力会社VCT取り付け場所にて

耐圧試験準備として

このクリップを加工したもので

引込ケーブルとQB所内の

仮接続および

三線短絡処置をおこないました。

20230318222540.13.51.jpg

引込ケーブル38sq65m+所内一括で

静電容量は63nF。

予定充電電流205mAを確認。

20230318222541.23.56.jpg

1000Vメガで

耐圧前後の

絶縁抵抗測定。

20230318222542.51.14.jpg

雨天なので

キャラバン内に機材セットし、

20mシールド入りネオン線で

キュービクルへ繋ぎ試験。

ネオン線の静電容量も合わさって

リアクトル1.09kVA使用して

一次電流11A

充電電流225mA

耐トラ電流112mA

リアクトル114mA

でした。

 

試験用電源には

EFDELTAを

使用。

リアクトルを使用した

耐圧試験で

耐トラだか試験器が

焼けたなんて噂があるので、

試験器操作係には

なんか変だと思ったら

すぐ電源を落としてと

言っておきました。

まずは100mAリアクトルでは

どうかなと思い

使ってみたところ

問題ありませんでした。

リアクトルが多くなると

まずいのでしょうか?

 

新製品DELTA2がでて

だいぶ経ったせいか、

EFDELTAはいま

35%offクーポンコードがあって

約90,000円くらいと

以前より

だいぶ安くなっているようです。

新設物件の雨天竣工検査(ウォータープルーフ)

竣工検査完了期日があって

当方のスケジュール的に

予定をずらせなかったため、

雨でも仕方なく

新設物件の竣工検査を

おこないました。

 

雨の中、

カメラで記録できるものは良いが

測定値などの記録を

紙の書類には

書いていられないので

20230318222547.09.00.jpg

↑の耐水メモ帳に

鉛筆で書いてます。

これなら水の中だって

書き物ができます。

 

昔、スキューバダイビングを

やっていた名残で

以前は記録用に

こういう

ざらついたプラ板の

スレートを

使用していたのですが、

これだと

次使うために

消しゴムやクレンザーで

落とさないといけないのが

いちいち面倒なのでやめました。

 

鉛筆は芯が折れる心配がありますが

最近何かの記事で見かけた 

メタルペンシル(メタシル)が

強そうでいいかもと

検討中。

でも、ツルツルの

耐水ペーパーには

書けないかもしれないから

文具屋さんとかで試したいです。

新設受変電設備 工事中点検

既設の建物を利用した

現在工事中の

新設契約物件にて。

 

2日後に竣工検査として

耐圧試験等を

計画しているのですが

あいにくの雨予報。

電力会社に何日までに

検査まで完了するように

言われているし

私の予定も直近のほかの日が

開いていないので

雨天決行の予定です。 

 

ですので、

キュービクル搬入予定日だった

本日

天気が良かったので

できることがあれば

先にやっておこうと思い

一人で訪問してきました。

20230316205314.16.01.jpg

新しいキュービクルは

以前キュービクルが

あった場所に

設置されたのですが、

スペースの関係で

裏面は扉無しではめ殺し。

将来トランス入れ替えとかは

キュービクルごとじゃないと

できない感じですが、

業種上

それはなさそうな気がするので

気にしません。

20230316205315.12.10.jpg

高圧ケーブルは敷設されていたが

端末はまだでした。

事前にやれることとして

各機器の銘板確認と、

接地抵抗測定をやっておきました。

20230316205313.21.09.jpg

1号柱は既設の物を再利用で

PASは新設。

引き紐が赤丸のところで

高いなー、と思ったら

15m柱でした。

 

頑張って

都度昇ればいいかと

ちょっとだけ

さみしい気持ちになりました。

自家消費型太陽光発電所の逆電力継電器試験

最近流行りの

既設高圧受電設備に設置される

自家消費型太陽光発電所。

私の契約需要家様では

それ入れるような話は

全然ないですが

先輩から

逆電力継電器RPRの

試験をしてくれと依頼を受け

やってきました。

20221206211627.53.16.jpg

リレーは

オムロン

地絡過電圧+逆電力継電器

形KP-PRRV-CPC

使用試験器は

常時車載している

双興

位相特性試験器

DGR-1000KD

 

実機の

逆電力整定値が

0.2%になっているが、

整定値を決めた資料が示されず、

検討結果回答書のみあったので

念のため計算してみた。

20221206212129.30.44-1.jpg

受変電設備CT比60/5A

6600V×√3×60A=685kW

 

発電定格容量22kW

指定RPR検出レベル5~10%

=1.1~2.2kW

1.1kW/685kW=0.16%

2.2kW/685kW=0.32%

リレー整定のダイヤルは

0.2%-0.4%-0.6%・・・と

ステップなので

0.2%が該当、というわけで

現地整定値が正しいことを確認。

 

取説を見つつ

地絡方向継電器試験器の

位相特性を加味して

試験実施。

問題ないことを確認しました。

 

位相を加味したことの

意味については

また後日書きます。 

最近

小さくて身につけてての邪魔にならない

明るいCOB LEDライトを

手に入れました。

新設1か月で漏電

新設で開業1か月目の

医療機関の現場。

当方で設置した絶縁監視装置から

電灯3バンク、動力2バンク分から

一斉に漏電の警報あり。

雨だからかなと現場に行って

漏電探査作業を行いました。

20221206205921.57.58.jpg

HIOKI

クランプオンハイリークハイテスタ

3293-50(廃盤)

+

マルチ計測器

LAD-800リークアダプタ

で探査。

一番ひどい漏洩電流だったのが

電灯の1回路で

10:1なので

0.725A=7.25Aと負荷電流駄々漏れでした。

20221206205922.59.06.jpg

不良回路を特定し、

照明や換気扇でしたので

ブレーカー開放。

数バンク同時で出ていた

警報はいっぺんに消えました。

20221206205923.29.22.jpg

とりあえず投入禁止にして

施工した電気工事会社へ連絡、

30分くらいで

若い衆4人連れて親方が来てくれて

対応してくれました。

原因は換気扇で、

見えるところでは

わからなかったが

ばらしたら漏電が消えたので

配線が振動で徐々に食い込み

漏電したのではとの話でした。

無事原因を取り除けて

安心しました。

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