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カテゴリー「保護継電器試験」の検索結果は以下のとおりです。

新設物件の雨天竣工検査(SOG試験と安全措置)

新設物件の雨天竣工検査(ウォータープルーフ)

新設物件の雨天竣工検査(耐圧試験)

新設物件の雨天竣工検査(過電流継電器試験)

の続き。

20230318222543.57.13.jpg

 PAS SOG制御装置の試験。

この時にはかなり

小降りになっていたので

雨養生なしで試験できました。

20230318222546.00.24.jpg

試験開始直後、

試験器の

Voの数値が動かないなんて

トラブルがありましたが

試験器電源入切と

メタルコネクタ抜き差しを

おこなったところ

よくわかりませんが

直りました。

何だったのでしょうか?

 

1号柱は既設の物で古いです。

何度か15m柱で引き紐高いので

1号柱を昇り降りしましたが、

20230319003339.32.40.jpg

足場釘が折れて

なくなっているところがあり

ちょっと大変でした。

今後を考えて

電気工事店に取替を

お願いしました。

 

竣工検査終了後、

20230319004746.47.20.jpg

PAS開放して引き紐を

操作できないように

投入禁止の札をベルトでくくりつけて

安全措置としました。

 

そして、 

東京電力の

「高圧引込線新設工事における

電気主任技術者様立ち合い省略時のお願い」

ということで

配電線との接続工事の

立ち合い不要になるので

リンクの書式に必要事項記載して

工事店に出してもらって

受電日の打ち合わせをしてもらいます。 

投入禁止札は

東京電気管理技術者協会で

購入したもので、

このベルトで1号柱に括り付けています。

新設物件の雨天竣工検査(過電流継電器試験)

新設物件の雨天竣工検査(ウォータープルーフ)

新設物件の雨天竣工検査(耐圧試験)

の続き。

20230318222544.01.45.jpg

OCRの試験。

耐圧試験同様

車内からキュービクルに

試験配線を飛ばして

接続。

試験終了後、

この場での片づけは

配線だけにして

家に帰ってから

試験器を片づけました。

 

最近の

20230319000524.04.10.jpg

オムロン、三菱、富士、泰和の

過電流継電器は

若干の違いはあれど

瞬時動作時間が

整定値200%50ms以内の前に

整定値100%~160%(三菱は130%まで)

90ms以内の

基本2段特性になってます。

以前書いた記事の

電力会社との過電流保護協調を計算

の中にもあった、

瞬時動作時間

配変OCR動作時間0.2s-(配変OCR慣性特性0.05s+CB3サイクル0.06s)=0.09s以下

というのを考えると

瞬時に関して単体にて

試験条件整定値200%で50ms以下

の前に

オムロンは

試験条件整定値130%90ms以下も

取説に書いてあり

やっておいたほうが

いいのかなと思い

やっておきました。

そしてこの頃の51は

瞬時整定値最小10Aがあるので

試験しやすいです。

 

今回はオムロンでしたが、

三菱と富士電機、泰和は

瞬時動作90ms以内の試験条件の定めは

取説確認しましたが

ありませんでした。

 

ムサシインテックの振動センサ

G・TRIPを使用していますが、

ビニルコードを

センサ本体に直結で

末端はバナナプラグにして

使用してます。

地絡過電圧継電器試験での接点接続

選任電気主任技術者が

自社兼任している

数件ある太陽光発電所での

請負年次点検

最終日5件目。 

20230317152004.jpeg

地絡過電圧継電器の

試験をやる度に

受電盤裏側に潜って

接点を取るのは面倒です。

たいてい

どこかのハモ端や

補助リレーに

繋がっているので、

初めて試験する現場では

調べて

20230317162057.jpeg

試験報告書の備考に

トリップを取るには

どこに繋ぐかを差支えがない限り

書いておきます。

そして離線すら面倒なので

直ガミ電圧トリップで取ります。 

自家消費型太陽光発電所の逆電力継電器試験

最近流行りの

既設高圧受電設備に設置される

自家消費型太陽光発電所。

私の契約需要家様では

それ入れるような話は

全然ないですが

先輩から

逆電力継電器RPRの

試験をしてくれと依頼を受け

やってきました。

20221206211627.53.16.jpg

リレーは

オムロン

地絡過電圧+逆電力継電器

形KP-PRRV-CPC

使用試験器は

常時車載している

双興

位相特性試験器

DGR-1000KD

 

実機の

逆電力整定値が

0.2%になっているが、

整定値を決めた資料が示されず、

検討結果回答書のみあったので

念のため計算してみた。

20221206212129.30.44-1.jpg

受変電設備CT比60/5A

6600V×√3×60A=685kW

 

発電定格容量22kW

指定RPR検出レベル5~10%

=1.1~2.2kW

1.1kW/685kW=0.16%

2.2kW/685kW=0.32%

リレー整定のダイヤルは

0.2%-0.4%-0.6%・・・と

ステップなので

0.2%が該当、というわけで

現地整定値が正しいことを確認。

 

取説を見つつ

地絡方向継電器試験器の

位相特性を加味して

試験実施。

問題ないことを確認しました。

 

位相を加味したことの

意味については

また後日書きます。 

最近

小さくて身につけてての邪魔にならない

明るいCOB LEDライトを

手に入れました。

新設1か月で漏電

新設で開業1か月目の

医療機関の現場。

当方で設置した絶縁監視装置から

電灯3バンク、動力2バンク分から

一斉に漏電の警報あり。

雨だからかなと現場に行って

漏電探査作業を行いました。

20221206205921.57.58.jpg

HIOKI

クランプオンハイリークハイテスタ

3293-50(廃盤)

+

マルチ計測器

LAD-800リークアダプタ

で探査。

一番ひどい漏洩電流だったのが

電灯の1回路で

10:1なので

0.725A=7.25Aと負荷電流駄々漏れでした。

20221206205922.59.06.jpg

不良回路を特定し、

照明や換気扇でしたので

ブレーカー開放。

数バンク同時で出ていた

警報はいっぺんに消えました。

20221206205923.29.22.jpg

とりあえず投入禁止にして

施工した電気工事会社へ連絡、

30分くらいで

若い衆4人連れて親方が来てくれて

対応してくれました。

原因は換気扇で、

見えるところでは

わからなかったが

ばらしたら漏電が消えたので

配線が振動で徐々に食い込み

漏電したのではとの話でした。

無事原因を取り除けて

安心しました。

新しいオムロンOCRの始動ランプ

昨日の竣工検査での

リレー試験。

 

過電流継電器は

オムロン

K2OC-AVN

20220825173803.37.17.jpg

半年前くらいに

試験したことあると思うのだが

試験スタートして

かすかな失敗。

20220825172722.00.35-1.jpg

以前のK2CA-DO*の始動は

%レベルゲージだったが

こっちは三菱みたいに

%が数値で上がっていくようなので、

%の上りで確認しようと

始動電流整定値付近を

0.5A刻みで上げていったのだが

なかなか0から上がっていかない。

と思っていたら気が付きました。

%表示とは別に

始動ランプがありました。

改めて始動電流を見ていたら

始動ランプが右のようについたので

ここで記録。

20220825172726.22.17.jpg

最後にPASのSOG試験して

竣工検査完了。

20220825172725.28.20.jpg

いつ

電力会社の外線繋いでもいいように

PASの開放確認してから

投入禁止札つけて、

帰ってから

東京電力に

安全措置の書類をFAXしました。

(以前、画像の投入禁止札は

どこで買えますかと聞かれましたが

東京電気管理技術者協会オリジナルなので

会員でないと買えないと思います。

ちなみにベルトはついていません)

あとは来月の受電待ちです。

PASの耐圧と保護継電器試験

毎年お邪魔している

契約外需要家様での

年次点検

(受け持ちは保護継電器試験)

 

今年は年次点検に合わせて

PAS更新工事もあり

竣工検査も追加で請け負い

実施しました。

雨がぱらついていたので

耐圧、SOG試験ともに

電気室内で試験。

20220716174727.55.56.jpg

湿度が高かったせいもありますが、

はじめ

段ボールの内壁に

短絡養生した箇所が

触れていたせいで

1000Vメガで測定したら

500MΩくらいとでました。

養生しなおしたら>2000MΩになりました。

段ボール入れっぱなしで

横着耐圧試験する場合は

ちょっと注意。

20220716174728.56.47.jpg

SOG試験も電気室内で事前実施し

施工後は配線確認のみとしました。

 

いつもは室内照明に

仮設電源を当方で入れるんですが

電灯盤が屋外で

雨が吹き込んだらよくないと思い

今回仮設電源はいれず、

バッテリーランプのみ使用で

最低限必要なところだけ

照らしてました。

ですので写真が暗めになりました。

PAS交換工事 事前に試験実施

近日PAS交換工事があります。

 

工事予定日が雨と予報が出ているので、

作業時間をなるべく短くするため

工事会社へ行って先に試験を

実施させていただきました。

20220414165601.25.18.jpg

耐圧試験

箱の上蓋だけ開けて

必要箇所をつないで電圧印加。

20220414165602.44.29.jpg

SOG制御箱 連動試験

SOGにPAS制御戦を仮接続して

試験実施。

 

もちろん問題なしですが、

工事後の試験ではないため

配線等の最終確認は

気を付けるつもりです。

過去にVb(緑)とZ2(緑)が

りゃんこになっているのを

試験前に発見したことがあるので…

オムロン 新旧過電流継電器のあれこれ

先日、契約需要家様で

更新工事があり、

OCRが

20220308150449.22.50.jpg

オムロン K2CA-DO-R2

から

オムロン K2OC-AVN

になりました。

今どきなので富士、三菱、泰和と同様に

限時特性の選択と

瞬時要素2段、3段の

設定が追加になっています。

どこのメーカーもJIS C 4602準拠ですが

動作時間特性定限時要素は

「製造業者による明示」と

なっているので各社瞬時要素は

微妙に性能が違うようです。

 

20220308150450.27.08-1.jpg

そしてまた別の日、

土埃の多い

太陽光発電設備についていた

オムロン

K2CA-DO3-R2で

瞬時動作表示器の表示不良。

叩いたりゆすったりしても

ダメでした。

業者と話したところ

リレーなんかも納期半年待ちだそう。

電気業界品薄の話ばかりです。

ちょっと古めなVCBだと

注油口が狭いことがあるので

内部照らして見るための

こういうライトが欲しいなと

思案中。

竣工検査は大事

VCB交換に合わせて

OCRが

三菱 MOC-E1T-R

から

三菱 MOC-A3T-Rへ

交換になった現場。

 

交換工事後に

連動にて保護継電器試験を実施。

20220103212422.08.02-1.jpg

私はほかの作業をしていたため

離れていたのですが、

「T相が動かない」

と連絡が入ったので見に行きました。

20220103212426.44.52.jpg

配線を観察したところ、

CTTのC32Rが

T相のCTから出てきた線なので

リレーのC1Tへ入らなくてはならない。

しかしC1TとT1Tとが逆に

入っていました。

入れ替えたところ

正常動作を確認できました。

20220103212425.25.13.jpg

旧型はR相とT相上下で分かれてて

わかりやすいが、

新型は横並びで

順番も

C1R,T1R,C2T2R,C2T2T,T1T,C1Tと

並びが鏡写しとでも

言えばいいんでしょうか。

よく見ないと

間違えやすいのかもしれません。

リレー交換後は

かならず試験しましょう。

 

余談ですが、

下記の2台どちらかで

過電流継電器の瞬時動作値を

ピークホールドでとる人が

私の周りにはけっこういます。

 

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