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カテゴリー「不良指摘」の検索結果は以下のとおりです。

非常用予備発電機の燃料漏れ

契約して

約2年目の需要家様にて。

 

以前から

非常用予備発電機の

燃料タンクに

穴が開いているようで

燃料が漏れています。

20230106212824.02.14.jpg

今月の点検では

目に見えて

シミシミでした。

20230106212825.02.45.jpg

側部に燃料溜まっていて臭いです。

2か月前の点検時は

滲みていなかったので

きっと寒暖の差が

激しい季節のせいで

タンク内部の空気が収縮膨張を

繰り返し

噴き出したのかなと

思います。

20230106212826.02.52.jpg

9月の点検時は残量3/4、

今回の点検では1/2まで

減少していました。

75ℓのタンクなので

約18ℓ近く漏れた計算になります。

もちろん不良指摘は出しています。

タンクだけ交換ができるのか、

発電機全交換が必要になるか?

この頃バイトに行くと

軽くて薄くて耐重量が高い

この踏み台を自慢されます。

やたら高いが

カーボンって響きが

男心をくすぐります。

太陽光発電所での直流地絡探査(2022年12月)

以前

直流地絡の対応をした

太陽光発電所で

またひさびさに

直流地絡が発生。

昨日と今日で

朝だけ

警報が出て止まります。

20221216214636.42.18-1.jpg

これまでの経験から

断線して

架台フレームや地面に

触れているのではと思いました。

過去の直流地絡発生と探査↓

太陽光発電所 多発する直流地絡を探査(1) 

太陽光発電所 多発する直流地絡を探査(2)

最近は

大型パワコン→集電箱→接続箱の

構成の発電所はない気がしますが、

絶縁探査手順はどこでも

ほぼ同じはず。

20221216214637.01.01-1.jpg

対象PCSから連なる集電箱の

絶縁抵抗測定からスタート。

20221216214638.36.04-1.jpg

正常回路のP側は1000V印加で

平均0.15MΩ。

これは接続箱一括でなおかつ

バリスタ含む数値であり

探査のための測定なので

技術基準の絶縁抵抗基準値は無視。

1回路だけ0.012MΩ

とでたので

その接続箱を探査。

20221216214640.41.40.jpg

対象接続箱をブレーカー切にして

絶縁抵抗測定。

しかし全回路300MΩオーバー。

パネル側面のアルマイト加工や

架台の亜鉛ドブ付けで

接触抵抗が高く

メガのパワーだけでは

絶縁良好になります。

20221216220725.06.17.jpg

きっと断線だと思い

電圧測定し、

電圧が出ていない回路を発見。

20221216214642.49.33-1.jpg

断線回路のブレーカーを切にし

接続箱に表示。

20221216214643.43.57-1.jpg

付近をざっと

見まわったところ

断線して

露出部が架台に触れているのを発見。

20221216214644.44.40-1.jpg

直す工具や材料はないので

テープ養生とマーキングして

終了。

設置者に場所等報告書を出して

改修してもらうこととしました。

 

探査時に必要なもの↓

集電箱、接続箱は

高さが中途半端なものが多いので

イスがあったほうが

腰にやさしい。

600Vを超える電圧が

発生しているところでの

活線作業となるので

絶縁ゴム手袋は

必須。

そして不良個所表示に

マーキングテープが 

目立って便利。

乾式トランス 低圧ブッシングひび割れ

定期検査のお手伝いにて。

点検班の方が

見つけました。

20221104190900.13.12-1.jpg

90年代の乾式トランス

20221104190901.13.57-1.jpg

低圧ブッシングが割れていました。

調べれば部品はありそうですが、

変圧器の一部なので

不用意にいじらず

とりあえずそっとしておくことと

なりました。

変圧器更新計画も

数年先にあるそうなので。

 

サイズ測っていないけど

交換するならこんな感じかと

思います。

絶縁不良は意外と近くに

昨日の年次点検応援にて。

20220524114353.jpeg

低圧絶縁抵抗測定にて

絶縁0MΩがあり、

対象分電盤にて

「自販機コンセント」回路が

不良とわかりました。

 

自販機のコンセントプラグ抜いたり

(コンセント自体は

自販機と壁の間でバラせず)

ジャンクションボックスを開けて

分岐をバラして測った結果、

ブレーカーから

ジャンクションボックスまでの

配線が悪いところまで絞りました。

そして発見しました。

20220524114354.jpeg

20220524114355.jpeg

盤内でケーブル引っ張り動かしたら

VVFの被覆がえぐれてました。

分電盤内蓋の

蝶番に挟まれて

開け閉めが繰り返されるたびに

食い込んでいったようです。

損傷は被覆だけで済んでいるようなので

ビニテ巻いてから

インシュロックで

挟まれないように

固定して復旧となりました。

太陽光発電所 多発する直流地絡を探査(2)

太陽光発電所 多発する直流地絡を探査(1)

からの続き

 

直流回路絶縁不良探査を開始。

20220515152147.06.26-1.jpg

回路構成はよくある

パワコン→集電箱→接続箱5か所 各7~8回路 

    ↓

    →集電箱→接続箱5か所 各7~8回路

こんな感じです。

20220515152146.03.56-1.jpg

まずはパワコン運転を停止させてから

集電箱2か所内のブレーカ切って

絶縁抵抗測定。

(500V印可では弱くて探査できないかもと

強気の1000V印可)

正常回路(接続箱内の避雷器を外さず)で

P側が0.2~0.3MΩ

N側4~5MΩ

1か所だけ

P側0.006MΩ N側0.5MΩを

見つけ対象の接続箱へ移動。

20220515152150.11.31-1.jpg

接続箱で不良回路を発見。

20220515152148.01.16.jpg

端子開放電圧を測定したら

正常回路は615V,

不良回路は5Vとでたので断線してそうです。

20220515152151.33.03-1.jpg

不良回路以外を復旧し、

パワコン発電を再開させ

DCクランプで電流のない配線を追いかける。

20220515152149.03.38.jpg

コネクタから端子がすっぽ抜けて

地面に落ちているのを発見。

20220515161615.15.37.jpg

ビニテ巻き養生を施し

マーキングテープで不良印兼地面から持ち上げ。

20220515162120.20.05.jpg

不良個所と

対象接続箱、内部ブレーカーOFFであることを

表示記載とマーキングテープでアピール、

探査および養生作業完了です。

 

たぶんですが、

すでに3月の時点で

断線していて地絡警報が出ていたのかと

思います。

年次点検をおこなったときは

地面が乾いていて絶縁抵抗としては

地絡に至ってなかったのでは。

そして、3月の失敗は

接続箱で端子開放電圧を測らなかったこと。

 

そのことから、

・直流絶縁探査は地絡警報が

 出ているときのほうが

 見つけやすい。

 警報が出ていないときに行っても

 地絡は収まっているので探査が

 難しいこともある。

・太陽光回路の地絡は

 断線による充電部落下や

 フレーム接触が考えられるので

 接続箱から端子開放電圧を

 測ったほうがいいです。

・探査時は必ず絶縁ゴム手袋を着用しましょう。

 

~追記~

太陽光パネルのストリング絶縁抵抗測定では

P側から測定をおこない、

絶縁不良があった場合

バイパスダイオードが逆極性になり

絶縁抵抗計の電圧が

直接モジュールに加わる可能性があるため

N側は測定してはダメとのこと。

メガを買った頃

なんとなく聞いていた気がするが

すっかり忘れていて

がっつり測ってしまいました。

これも反省。

早すぎ?!高圧ケーブルCVT劣化

先日、年次点検を行った

お客様にて。

 

いつものように

点検清掃を実施し、

送電前に引込ケーブルの

直流漏れ電流診断を

双興 ハイボルトテスタ

HVT-11K

T&D

マルチチャンネルレコーダ

MCR-4V

を使用して

G法にて行いました。

(ケーブルはCVT 38sq×110m 2012年製)

20220419180620.03.26.jpg

まずは5kV印加で1分間

(だいたいの現場は1分もとれば十分)

20220419180624.jpg

絶縁抵抗値100GΩ、漏れ電流換算0.1μAで

問題なかったので、

続いて10kV印加。

20220419180625.jpg

途端に

絶縁抵抗値100MΩ程度になり、

漏れ電流はグラフ上限38μAオーバー。

やばいと思って1分待たずして

試験中止。

その後1000Vメガをかけてみましたが、

絶縁抵抗値100MΩ届かないくらいに

なってしまいました。

絶縁抵抗値0MΩではないので、

PASの復旧を確認して受電、

しばらく待ってみましたが

地絡で落ちるようなことなし。

その後2日経ってますが

停電はないのでホッしています。

 

原因の考察ですが、

まず水が常時触れている環境が

悪いのではと思います。

距離が110mと長く

ハンドホール3か所を経由しているのですが、

霞ヶ浦に近く

元々沼地だった可能性がある土地なので、

これまで何度かポンプで

水を抜いているのですが

溜まってしまいます。

20220419180621.46.02.jpg

20220419180622.47.01.jpg

20220419180623.47.18.jpg

年数でいうと

2012年製でちょうど10年経過。

交換推奨20年の半分で劣化と

短くて残念です。

最近、とあるメーカー品では

水に常時浸っている環境下にて

10年未満で地絡や絶縁抵抗低下のする物の

情報がありましたが、

対象のメーカーでは

ありませんでした。

 

お客様に報告して

最優先での改修計画をお願いしましたが、

現在ケーブル入手困難であることを

お客様もわかっていて

渋い顔をされていました。

先々心配です。 

 

~追記~

経済産業省 中部近畿産業保安監督部から

通達が出ている

今回の件にドンピシャな

資料がありましたので

更新推奨時期に満たない高圧ケーブルにおける

水トリー現象に係る注意喚起【PDF 約777 KB】

お客様に渡すとともに、

ケーブルはE-Eタイプを推奨すると

伝えました。

↑ハンドホール点検に必須。

車載しとくべし。

屋外分電盤の結露

20220102184741.14.17-1.jpg

これは小売業店舗屋上にある

分電盤。

20220102184742.14.08-1.jpg

結露がすごい。

20220102184743.14.13-1.jpg

扉パッキンは

悪くなさそうなので

結露で水が溜まったのかも。

結露原因は

負荷が冷蔵、冷凍屋外機で

配管口から冷たい空気が

入り込んで来て

しまうのではと予想。

 

盤内配管口のパテ埋めと

こんな

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安めのスペースヒーターでも

入れてみようかと

思案中です。 

太陽光パネル破損(11枚目)と有刺鉄線

この現場の

パネル破損は通算11枚目です。

2019/12/19

太陽光パネル破損(8枚目、9枚目、10枚目)

2019/11/13

太陽光パネル破損(6枚目、7枚目)

2017/12/12

太陽光パネル破損(5枚目)

2017/04/15

太陽光パネル破損(4枚目)

2016/06/08

太陽光パネル破損してるが・・・

2015/05/11

以前投石があった太陽光パネル付近

2015/03/09

投石された痕跡

2014/11/10

投石???太陽光パネル破損

 

20220112062434.59.55-1.jpg

 月次点検で発見。

20220112062435.58.25-1.jpg

 また投石でしょう。

治安が悪いところは

定期的にいたずらが繰り返されます。

20220112062436.54.48-1.jpg

最近なのか

しばらく自分が気づいていなかっただけなのか

わからないのですが、

フェンスの有刺鉄線が切れて

変に歪んでいます。

こんなとこにわざわざ

侵入するような奴がいるんだろうか???

動物の通り道?

太陽光発電所の

月次点検にて。

構内を散策中。

 20200608203926.39.40-1.jpg

 20200608203927.39.42-1.jpg

フェンスの下を

掘られていることに

気がつきました。

前々からウサギとか見かけているので

動物が掘ったのかと思うが、

落ちている棒が気になります。

まさか人じゃないだろうな。

 

念のため報告書に

埋めておいてほしいと

記載しときました。

20190625160105.jpg

レジン碍子を集中清掃

昨年の年次点検で

2019/03/24 レジン碍子は弱い

を書いた現場で

今年の年次点検を実施。

天候 晴 気温10℃

湿度61%の条件で、

2011年製でそんな古くないにもかかわらず

所内一括400MΩとなんとなくいまいち。

原因はわかっているので、

作業の終盤、 

20200318161907.18.41-1.jpg

母線のレジン碍子10個を

アルコールで集中清掃。

特につなぎ目の

ザラザラしている部分を

念入りにふき取る。

そして、所内一括400MΩ→1000MΩに復活。

20200318161908.22.30-2.jpg

ふき取りに使ったウエスですが、

素材の茶色が付着。

ザラザラが劣化して

粉になってきているんでしょうか?

そして、絶縁保護剤をかけておいて

次回確認してもよかったかなと

点検終了後に思いましたが、

復電後で手遅れでした。

20190625160105.jpg

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