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カテゴリー「漏電探査」の検索結果は以下のとおりです。
絶縁監視装置から
漏電警報メールが何度か
届きました。
先月いろいろあって忙しかったので
今月は時間の余裕を作っておこうと
飛ばし気味で仕事したため
月末とっても暇。
時間がある今月中に解決できればと

現場に赴き
共立電気計器
KEW 漏れ電流データロガー
MODEL 5001(販売終了品)
に
同社
リーク電流検出型クランプセンサ
MODEL 8143(販売終了品)
3台使用し
まずは幹線3系統に仕掛けました。
また出たら
お伺いして絞り込もうと
思っていたのですが、
漏電警報がその後全く出なくなりました。
事故がないのはいいことと
思いつつ
来月の月次点検まで何もなければ
お守りと化したロガーは
回収します。
後継機種はこれ
昨日の年次点検応援にて。

低圧絶縁抵抗測定にて
絶縁0MΩがあり、
対象分電盤にて
「自販機コンセント」回路が
不良とわかりました。
自販機のコンセントプラグ抜いたり
(コンセント自体は
自販機と壁の間でバラせず)
ジャンクションボックスを開けて
分岐をバラして測った結果、
ブレーカーから
ジャンクションボックスまでの
配線が悪いところまで絞りました。
そして発見しました。


盤内でケーブル引っ張り動かしたら
VVFの被覆がえぐれてました。
分電盤内蓋の
蝶番に挟まれて
開け閉めが繰り返されるたびに
食い込んでいったようです。
損傷は被覆だけで済んでいるようなので
ビニテ巻いてから
インシュロックで
挟まれないように
固定して復旧となりました。
の記事に見た方から
戸上電機
無停電漏電点探査器
リークキャッチャーSLE-Aについて、
バッテリー寿命2年に対して
どう管理しているかの質問がありました。

めったに使わない機械ですが、
いざ漏電探査で使おうとしたときに
バッテリーが死んでて
使えなかったことがありました。
発信機をあけたらバッテリーが
丸く膨らんでいて
完全に終わってました。
充電用ACアダプターは
ついているのですが、
アダプターのプラグを発信機にさすと
充電専用回路になるので
外部電源では使えない仕様です。
ですのでちょっと細工を施して
外部電源で使えるように
改造してます。


発信機の裏側ねじ4つを外して開ける。

四角い鉄枠2つにバッテリーが固定されていました。

ACアダプター入力のジャックからきている
赤と茶色の線をはんだ付けして
短絡させるだけです。

これでACアダプターもしくは
DC12Vの外部入力による
バッテリーレスでの使用が可能になります。
くれぐれも自己責任でお願いします。
からの続き
直流回路絶縁不良探査を開始。

回路構成はよくある
パワコン→集電箱→接続箱5か所 各7~8回路
↓
→集電箱→接続箱5か所 各7~8回路
こんな感じです。

まずはパワコン運転を停止させてから
集電箱2か所内のブレーカ切って
絶縁抵抗測定。
(500V印可では弱くて探査できないかもと
強気の1000V印可)
正常回路(接続箱内の避雷器を外さず)で
P側が0.2~0.3MΩ
N側4~5MΩ
1か所だけ
P側0.006MΩ N側0.5MΩを
見つけ対象の接続箱へ移動。

接続箱で不良回路を発見。

端子開放電圧を測定したら
正常回路は615V,
不良回路は5Vとでたので断線してそうです。

不良回路以外を復旧し、
パワコン発電を再開させ
DCクランプで電流のない配線を追いかける。

コネクタから端子がすっぽ抜けて
地面に落ちているのを発見。

ビニテ巻き養生を施し
マーキングテープで不良印兼地面から持ち上げ。

不良個所と
対象接続箱、内部ブレーカーOFFであることを
表示記載とマーキングテープでアピール、
探査および養生作業完了です。
たぶんですが、
すでに3月の時点で
断線していて地絡警報が出ていたのかと
思います。
年次点検をおこなったときは
地面が乾いていて絶縁抵抗としては
地絡に至ってなかったのでは。
そして、3月の失敗は
接続箱で端子開放電圧を測らなかったこと。
そのことから、
・直流絶縁探査は地絡警報が
出ているときのほうが
見つけやすい。
警報が出ていないときに行っても
地絡は収まっているので探査が
難しいこともある。
・太陽光回路の地絡は
断線による充電部落下や
フレーム接触が考えられるので
接続箱から端子開放電圧を
測ったほうがいいです。
・探査時は必ず絶縁ゴム手袋を着用しましょう。
~追記~
太陽光パネルのストリング絶縁抵抗測定では
P側から測定をおこない、
絶縁不良があった場合
バイパスダイオードが逆極性になり
絶縁抵抗計の電圧が
直接モジュールに加わる可能性があるため
N側は測定してはダメとのこと。
メガを買った頃
なんとなく聞いていた気がするが
すっかり忘れていて
がっつり測ってしまいました。
これも反省。
今年の3月に
パワコンから
直流地絡警報メールが多発して、
年次点検を兼ねて
ストリング絶縁抵抗測定を
実施したが
絶縁不良が見つからなかった
太陽光発電所があります。

このごろ雨の日が
多いからだと思いますが
パワコンから
また直流地絡の警報メールが多発。
警報出力中で
尚且つ
自分の時間が
空いている今日こそ
解決しようと
現場に行ってきました。

今回使用した機材はこちら。
マルチ計測器
太陽電池パネル対応
絶縁抵抗計MIS-PV1
HIOKI IR4053-10も
家にあります、父所有ですが。
hiokiは測定スピードが
マルチより早いけど当てれば当てるだけ
絶縁抵抗値が上がっていく。
年次点検で素早くざっくり
数値を出したいときはHIOKI。
マルチはHIOKIより
測定時間は長めですが
測定値一発表示で
数値がきっちり出る。
どっちがいいかは
好みの問題かと。
SANWA クランプメータDC/AC両用
DCL31DR
発電中探査したい回路を遮断して
発電電流がない回路を
追いかけるのに使用。
FLUKE デジタルマルチメーター 177
断線回路を探すため
端子開放電圧を測定。
ヨツギ 低圧用 電気絶縁ゴム手袋
測定時や断線箇所を探るとき
着用してないと危ない。
踏み台
ぬかるみでも使えそうな
椅子として。
接続箱や配線がパネル下にあり
しゃがみ作業が
多くなりがちなので
あると楽。
他、テープ類や図面を準備。
長くなってしまうので
続きはまた明日にUPします。
先月から短時間漏電を探査中です。
毎週月曜日と木曜日(出ない時もある)
11:25くらいから3分程度
OR(1000mAオーバー)が出ます。

今日は出るだろうと訪問しました。
ロガーにて
盤の左半分まで絞り込みました。

月曜日、11:25発生で
クランプを掛け替えながら探査。
はじめORで出始めたが
途中400mAくらいに下がる。
400mAの配線を捕まえたので
とりあえず目印をつけました。
回路名 寮母室コンセント と
書いてあるのですが
そんな名称の部屋なし。
念のためそれっぽいと思われる部屋の
パソコンを切ってもらってから
ブレーカーを切ったところ、
思ってたところと
違う場所の照明が消えて
使えなくなったコンセントはなし。
単なる照明で曜日と時間が
きっちりした時間だけ
漏電が出るとは考えられず。
他からの回り込みとかを
考えるべきかと思い、
2週間後、月曜日の対象時間帯に
ロガーで調べた盤内左半分の
ブレーカーを切らせていただく
予約をして今回は引き上げました。
何度も訪問は大変だけど、
お客様と話す機会が増えて
コミュニケーション値は高まってます。
先日
でリークロガーを仕掛けた需要家様にて
月曜日にまた短時間漏電が出たので
記録計の確認および付け替えに
行ってきました。

漏電が発生する分電盤まで特定できました。
絶縁監視装置の記録では
60mAくらいですが、
ロガーのピーク記録だと500mA程度
記録されていました。

前回書いたとおり、
VVF3芯で盤アースかコンセントアースも
一緒に送られているせいで、
単純にクランプをかませると
迷走電流を拾ってしまい
まともな記録ができません。
アース線をかまないように
間引く作業がかなり面倒だと思い、
今回はちょっとだけ手を加えて
ブレーカー群の右側か左側かの
特定に徹することにしました。

アース端子を外してIV線で延長し

右側一括と左側一括にCTセンサーをかまして
下部アースから延長したIV線を
CTに戻る感じで貫通させて
下部接地端子に戻るようにしました。

迷走電流で
130mA出ていたものを
0mAに抑えられました。
次回漏電発生後に
右か左かを判断し、
それからコツコツ
絞り込もうと思います。
今月中に絞れたらよいが、
訪問する時間が取れるかが
悩ましいです。
Iorのリークロガーがあれば
VVF3芯アース友嚙みでも
迷走電流キャンセルできそう。
欲しいです。
12月ごろから、
月曜日または木曜日の
11:30前後に3分間だけ
絶縁監視装置から
Ior65mAで警報が出る
お客様があります。
3月になってもたまに出ていて
気になったので
月次点検で
訪問ついでにお客様に報告して
探査してみることにしました。

お客様に問診したが
特に情報はなかったので
まずはキュービクル内主幹4回路に
共立の電流ロガーを仕掛けて
11:30まで待ったところ、
運良く発生しました。

特定した幹線には2箇所の分電盤が
ぶら下がっているので
まずはどちらかを探すため
盤の主幹にロガー設置。

次回
盤の特定が済んだとして
問題はひとつ。
分岐回路に3芯の
VVFが使われており、
1本アースに使われているせいで
そのままクランプ噛ませると
漏電してないのに
常に70mA超の漏洩電流が
検出されてしまいます。
電源線近接による
誘導電圧放電による
電流なんだと思いますが、
アース線をかいくぐって
うまくクランプをかませる作戦を
考えなきゃいけません。
毎朝日が昇ると
PCS3台分の
直流地絡警報メールが届く
太陽光発電所があります。
しかし数か月前から草ボーボーで
パネル周辺には入れないので
未対応でした。
(パネル下草ボーボーが主な原因だと
睨んでいました)
先日月次点検に行ったときに
除草が終わっていることを
確認できたのですが
まだPCS1台分の直流地絡が
継続していたので、
絶縁不良探査を
発電が始まる早朝のうちにスタート。

ついでですが、マルチとHIOKIのPVメガ
使い比べもやりました。
絶縁が低めな回路だと
測定値に大きな違いが出るようで
判断に困りました。

まずは対象PCSに連なる
集電箱にて不良回路のある
接続箱を特定。

ここで不思議な現象に遭遇。
接続箱一括測定にて0.004MΩでしたが、
分岐をすべて個別で測定すると
絶縁不良が消えてしまいます。
そこで一括測定しつつ
1回路ずつ入切していったところ
左から3番目を切ると
絶縁回復するので
その回路が不良だと判断。
しかし個別では絶縁良好。
どういうことでしょう?
ほかのストリングの電圧が乗った時だけ
地絡???よくわかりません。
動画でも撮りました↓
こんな時はHIOKIのメガのほうが
測定値がホールドされないので
わかりやすい。
長くなったので~その2~に持ち越します。
月次点検中に

こんな漏電メールを受信しました。
警戒レベルぎりぎりの数値で
普段の漏れ電流は
Io40mA後半の現場なので
正直気にするほどではないか、
とも思ったのですが
今まで警報が出たことない
お客様だったので
念のためと思い夕方訪問しました。

Ior測定器で追跡したところ
しっかり50mA超出ている回路を発見。

回路名称をお客様に伝えたところ、
「あっ!そういえば
カラカラ音がしてて気になっていた」
と言って案内されたのが
このドリンク冷蔵庫。

しばし電源切っても大丈夫なものと判断し
ブレーカー切ってメガ測定したら
見ての通り0.007MΩと絶縁不良。
冷蔵庫の業者に早急な
修理依頼をしていただくよう
お願いしてきました。
微妙な漏れ電流ではありましたが
さっさと行って対処することができて
よかったと思いました。
Ior(I0r?Igr?)測定器のトラブルが
あったのですが
それはまた次回。