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カテゴリー「まとめ・備忘録」の検索結果は以下のとおりです。

2023年5月のアクセス数上位記事ランキング

ふと思いついたので、

今後

月間と年間で

アクセス数が多かった記事を

リストアップしていこうと思います。

 

  1. 技術基準から6,600V高圧設備に耐圧試験は必ず必要か?をまとめてみた 1028件
  2. VCB試験トリップ後の絶望感 698件
  3. ブログリンク(電気限定) 654件
  4. まれに見るDGR試験でのトラブル 520件
  5. 計器用変圧器の劣化に対する応急処置 497件

 

耐圧試験について

長々と書いてしまったものが

一番でした。

 

意外なのは

電気管理に関して

書かれている方の

ブログを集めたリンク集の

アクセス数が高いこと。

管理技術者には

どんな人がいるのか

興味あるのかもしれません。

 

※ブログリンクには、

大変勝手ながら

ブログを書いている管理技術者を

見つけたら都度追加しています。

お手数ですが掲載拒否の方、

あるいは掲載希望の方が

おられましたら

問い合わせからご連絡いただけると

ありがたいです。

高圧受電設備の保守管理(第2版) 経験から培ったかんりの要諦 [ 公益社団法人東京電気管理技術者協会 ]
by カエレバ

技術基準から6,600V高圧設備に耐圧試験は必ず必要か?をまとめてみた

ちょっと前におこなった

PAS、引込ケーブル、レジン碍子の交換工事での

工事立会及び竣工検査の際、

PASと高圧ケーブルには耐圧試験を実施し

レジン碍子は技術基準を確認の上

耐圧試験省略としました。

 

耐圧試験の省略については

技術基準だけ読んでも

判断できない内容となっていて、

これまで

ちゃんと調べたことなかったので

まとめてみることにしました。

(各規格は2023年5月8日現在の

年数のものです) 

20230424091047.33.19.jpg

 

まず調べ物をするにあたり、

2023年版 電気設備技術基準・解釈 [ オーム社 ]
by カエレバ

電気設備技術基準とその解釈を手元に用意。

オーム社の物を毎年購入しています。

ふと、

現場で技術基準を確認したい時

スマホで見られたらいいなと

思いついてしまい

電子書籍のkindle版を検索したら 

オーム社はなかったが

電気書院はあったので

今後のために

購入してスマホに

ダウンロードしておきました。

 

そして、

経済産業省産業保安で公開されている

電気設備の技術基準の解釈の解説」が

インターネットを検索すると

出てくるので、

ダウンロードして合わせて読むと

より分かりやすいです。

 

それから、

日本電気技術規格委員会

電路の絶縁耐力の確認方法

JESC E7001(2021)

無料でダウンロード出来るので

準備しました。

これが無いと

規格の追跡ができません。

 

さらにその内容から

「キュービクル式高圧受電設備」

日本産業規格 JIS C 4620

も確認する必要があります。

日本産業標準調査会ホームページの

JIS検索画面で

「JIS C 4620」と検索し、

新規登録ののちログインすれば

無料で閲覧できます。

 

最後に

高圧機器製造者のホームページから

各機器の仕様を都度検索し、

JESC E7001もしくはJIS C 4620に

記載された規格に通じているかを

確認しました。

 

[高圧又は特別高圧の電路の絶縁性能]

電技解釈第15条

これには電路とだけしか書いておらず

どこまでを示すのかわかりにくいですが、

電気設備の技術基準の解釈の解説」から

架空電線路や地中電線路とあるので

主に引込や送り出しに使われるケーブルが

該当すると思われます。

始めはPASやUGSも含まれると思いましたが、

電気の”みち”と考えたときに

入口出口を区切る機器ではあるが

道ではないので

こちらは

電技解釈第16条の機械器具等になるだろうと

考えられます。

20230415212804.48.25.jpg

 絶縁耐力試験は

 電技解釈第15条の一から

 最大使用電圧(6,600V×(1.15/1.1))の1.5倍

 =交流試験電圧10,350V

 または

 電技解釈第15条のニから

 交流試験電圧10,350Vの

 2倍の直流電圧20,700V。

 日本電気技術規格委員会の

 規定する適応確認による

 絶縁耐力確認は

 特別高圧の場合のみで

 高圧は適用外です。

 

[機械器具等の電路の絶縁性能]

電技解釈第16条

・変圧器

20230419204209.01.11-1.jpg

 電技解釈第16条の一

 絶縁耐力試験 交流試験電圧10,350V

 電技解釈第16条の二

 日本電気技術規格委員会の規定する

 適応確認により

 JEC-2200

 JIS C 4304

 JIS C 4306

 に準拠した変圧器であれば

 絶縁耐力確認と認められます。

 

・回転機(発電機やモーター)

20230419204210.44.16.jpg

 電技解釈第16条第2項の一

 交流試験電圧10,350Vでの絶縁耐力試験

 電技解釈第16条第2項の二

 交流試験電圧10,350Vの

 1.6倍の直流電圧16,560Vでの絶縁耐力試験。

 日本電気技術規格委員会の規定する

 適応確認による

 絶縁耐力確認の定めはありません。

 

・開閉器、遮断器、電力用コンデンサ、

 計器用変成器その他の器具

20230415212803.57.06-1.jpg

 電技解釈第16条第6項の一のロ

 交流試験電圧10,350Vでの絶縁耐力試験

 電技解釈第16条第6項の三

 日本電気技術規格委員会の規定する

 適応確認により準拠していれば

 絶縁耐力確認と認められます。

 

 - 日本電気技術規格委員会 -

 - 電路の絶縁耐力の確認方法 -

 - JESC E7001(2021)と -

 - 各器具製造メーカーホームページで -

 - 準拠規格を確認して照合できた一覧 -

 

 DS ディスコン JEC-2310 JIS-C 4606

 VCB JEC-2300 JIS C 4603

 コンデンサ JIS C 4902-1

 リアクトル JIS C 4902-2

 放電コイル JIS C 4902-3

 「キュービクル式高圧受電設備」
 日本産業規格 JIS C 4620から

 PAS、UGS JIS C 4607

 LBS JIS C 4611

 CT JIS C 1731-1

 VT JIS C 1731-1

 高圧クリート JIS C 4620

 プライマリーカットアウト(PCS)  JIS C 4620

 レジン碍子 JIS C 3851

 DGR用ZPD(零相蓄電器) JIS C 3851

 GR,DGR用ZCT JIS C 4601 JIS C 4609 

 高圧避雷器(酸化亜鉛形直列ギャップ付避雷器) JIS C 4608

 

 VMC(VCS)に関しては

 メーカーサイトから

 JEM 1167準拠とありましたが、

 JESC E7001とJIS C 4620から

 それに相当する記載を

 見つけることは

 できませんでした。

 

まとめとして

個人的な今後の対応ですが、

PASやUGSは

耐圧試験省略の対象になりますが

商用受電での常規対地電圧で

異常の有無を確認と考えたとき、

異常があった場合に

即時回路を遮断する環境が必要と思われ、

その機能をPASやUGSが担うので

必ず商用電路に繋ぐ前に

耐圧試験を行う必要が

あると考えます。

試験器で常規対地電圧の

6,900V÷√3=3,988を

掛けるくらいなら

10,350Vでやる手間と

全く変わらないので

意味がないです。

 

工事材料としての

変圧器や高圧機器は製造後、

運搬などでダメージを

受けている可能性を踏まえて

基本、

耐圧試験を実施します。 

ただし、

レジン碍子、高圧クリート、

PCS、ZCT、ZPDなど

ボディーアースや導体がなくて

単体での耐圧試験は難しく、

さらに

部分更新で取り付け後

既設の機器と混在するので

10,350Vかけたくないもの

および

メーカーの注意事項から

絶縁耐力試験時は

原則電路から

切り離すこととなっている

直列ギャップ付避雷器に関しては

規格適合品であることの確認により

耐圧試験省略および

商用受電による常規対地電圧を

電路と大地との間に連続して

10分間加えて確認したときに

これに耐えること、に

置き換えることにします。

ただし、

試験報告書には

「電技解釈第16条第6項の三に基づき

規格適合品であることを確認し、

常規対地電圧を電路と大地との間に

連続して10分間加えて

確認したときにこれに

耐えることを確認しました」と記載し、

対象器具仕様書と一緒に

残す必要はあると考えます。

 

絵とき 電気設備技術基準・解釈早わかり 2023年版 [ 電気設備技術基準研究会 ]
by カエレバ

 

Amazonで買えるキュービクル等電気設備用の鍵やハンドル(まとめ)

(2023/04/25 更新)

これは

20220101183745.59.45.jpg

よく使う

手持ちの鍵セットです。

 

Amazonで手に入る

よく使うであろう

電気設備用カギ

(キュービクル、分電盤、発電機など)

のリンクを集めてみました。

そして、

必要そうなカギを見つけたら

随時更新します。

 

(マルチ)

 

(鍵)

 

(ロックハンドル)

Amazonだけで

だいぶ揃います。

日東210番もあったらなと思ったが

見つかりませんでした。

(マルチキー コクサイ BMK-11なら

はいっている、高いけど欲しくなる)

あと、

20220101184312.59.23-1.jpg

萩原の代替えなんかも

あったらいいですね。

VCB蓄勢 スプリングチャージ

富士電機の

1990年製 真空遮断器

HA12X-M5F1-NA

20221123181708.14.49.jpg

点検中の手動操作は

隙間から見える横向きの棒に

操作棒を

この角度で差し込んで

上にあげると蓄勢できます。

という備忘録。

エヌエフ回路設計ブロック パワーマルチメータ2721のカウンタ校正備忘録

校正試験依頼を受けた

エヌエフ回路設計ブロック

パワーマルチメータ2721の

カウンタ校正ですが

20220930170723.53.54.jpg

設定ボタンの意味を忘れて

前回やったときも

今回も手こずったので

備忘録を記録します。

 

20220930170722.54.51.jpg

双興

カウンタ校正装置CTS-1000

状態出力切替 接点

出力動作 ステータス

状態出力 ST3-ST4へ接続

20220930170726.54.13.jpg

側面接続 TRIP端子へ接続

20220930170724.54.00.jpg

カウンタ設定

ONE SHOT

CHAT(チャタリング排除) OFF

(START) CONT M-B(メイク→ブレイク)

(TRIP)CONT B-M(ブレイク→メイク)

20220930170725.54.04.jpg

表示

(FUNCTION) CNTR

 

上記にて

カウンタ校正装置の出力時間設定後

スタートボタンにて測定できます。

 

インターバルで取りたければ

リレー試験器等で

カウンタ校正装置と

パワーマルチメータの

スタート端子に

電圧入れればいけます。

Fujiの古いVCB HA12C-HL W3-NAに負けました

以前

1992年製富士電機の高圧真空遮断器に注油

で富士電機のVCB

HA12B-HL W3-NAの

注油について書きましたが、

今回は

20220917164511.10.38.jpg

HA12C-HL W3-NAという

型式の物が

年次点検応援先にあり、

作業時間に余裕があったので

注油できるかの戦いに挑んでみました。

20220917164516.16.08.jpg

スマホに入れてる資料の中に

対象の物があったので

できそうな感じ。

HA08C-HL_HA12C-HL_tyuuyu.pdf

20220917164512.12.56.jpg

盤の裏側から。

右側に機構部が入っています。

20220917164513.58.58.jpg

機構部箱左下、

プラスネジ1本とM10ボルト1本と

背面の配線固定金具付きの

プラスネジ1本は

外せました。

20220917164514.58.29.jpg

盤の上部、右端のボルトには

フレームが邪魔で

ソケットレンチ等は入らず、

小さなモンキーは入りましたが

力が足らずうまく回りません。

20220917164515.58.36.jpg

盤側下部、フレームが邪魔で

全くボルトにアクセスできません。

というわけで、

注油口を開けることはできませんでした。

本気で注油したければ、

VCBの下に箱や土台を用意して

VCB本体を下すつもりでないと

作業は無理だなと感じました。

 

初動はちょっと怪しい感じが

ありましたが、

OCR連動試験を行い

普通に動いてくれたので

今回は

まぁよしとしました。

願わくば

遮断器更新になってほしい。

1992年製富士電機の高圧真空遮断器に注油

去年の年次点検で

OCR連動試験を行ったところ

遮断が鈍く動作時間にタイムラグでてしまった

FujiのVCB

HA12B-HL W3-NA

20220516200018.04.48.jpg

注油してみたいのだが、

キュービクル内に保管されていた取説には

注油に関しては全く書いていなかったので

今年の年次点検では

手探りでやってみました。

20220516200019.04.56.jpg

注油口的なところはなさそうなので

まずは上部を開けてみる。

20220516200020.31.22.jpg

上部から機構部にはアクセスできず。

白いラベルが貼ってある中に機構部がある模様。

20220516200021.50.28.jpg

下部の赤丸のボルトとねじを外して

カバーを開けました。

20220516200500.03.57.jpg

20220522155756.jpeg

20220522155757.jpeg

(2022/05/22 画像追加しました)

機構部が見えました。

どこがどうっていうのはわからないので、

トリップコイルにはかけないよう気を付けて

回転しそうなところに

洗う気持ちでパーツクリーナーをかけてから

ペーストスプレーをかけてみました。

うまく作用したのか

VCBの動きはよくなりました。

不良指摘は出してあるVCBですが

いつ交換してもらえるか分かりませんので

とりあえず来年も様子を見ます。

 

帰ってから改めて手持ちの資料を

漁っていたら、注油資料を見つけたので

抜粋して掲載しておきます。

fuji_ha12b-hlw3na_tyuyu.pdf

やはり下部からで正解だったようです。

今回使用したのは

KUREパーツクリーナー

プラスチックセーフと

富士電機指定の

ダイゾーニチモリ

ペーストスプレー。

パーツクリーナーは以前

コメントをいただきました方が

薦めていたもので

樹脂もあるから安心かなと。

富士電機VCB機構部注油用スプレー選定の疑問

20220105180127.jpeg

ちょっと前に見かけた

他者電気管理系ブログ記事で

「富士電機、真空遮断器の

機構部注油用スプレーは

フッソオイル105」

という記事を読んで

気になっていたことが

ありました。

以前

その昔はメンテする気なし?

で指定スプレーは

株式会社ダイゾー ニチモリ事業部

ペーストスプレー

と、なってることを書きましたが

途中の仕様変更は知りませんでした。

 

「2018年のものから」

と書いてあった気がしていたが、

自分の契約需要家に設置されている

HA12AB-H15は

2014年製、

付属取説内では

20220105180138.jpeg

すでにフッソオイル 株式会社和光ケミカル製

となっていました。

果たしていつから仕様変更なのか

分からなくなったので、

富士電機ホームページの

問い合わせフォームから

質問したところ

すぐに返信を頂きました。

 

「フッソオイル105を推奨し始めたのは

2013年頃からとなります。

この時期に製品をリニューアルをしました。

製品形式はHA12Aからはじまる製品が

対象となります。」

 

だそうです。

富士電機様、ありがとうございました。

スッキリしました。

フッソオイル105買っておくことにします。

ネットワークリレー試験と保護連動試験準備

都内某所で

点検お手伝い。

20220113215321.39.24-1.jpg

スポットネットワークプロテクタ継電器

6台の試験担当でした。 

電圧と電流の

切り替え器を用意していったので

クリップの嚙み直し作業が

ほとんどなく

だいぶスムーズに試験できたのではと

思っています。

20220113215323.53.31-1.jpg

 保護連動試験の準備で、

遮断器投入のため

不足電圧要素の解除が必要。

上の継電器は整定値変更で

27の数値をOFFにできたが

20220113215322.54.43.jpg

ネットワークリレーは

整定値変更ではロックできない。

27ロック/アンロックの設定が

別にあるのでこっちを設定。

と自分のための

備忘録として書いておく。

作業用発電機のオイル交換(オイル量備忘録)

先月やろうかと思って忘れていた

発電機のオイル交換やりました。

 

各発電機オイル量の備忘録。

《推奨オイル》 Honda 純正ウルトラ U 汎用(SAE 10W-30)

または API 分類 SE 級以上の SAE 10W-30 オイル。

20190729112921.jpeg

ホンダEU9i オイル0.25リットル

20190729113616.jpeg

ホンダEU16i オイル0.4リットル

20190729113003.jpeg

ホンダEU24i オイル0.53リットル

 

次回やるときは

自分の記事を見返します。

20190625160105.jpg

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