ぎりぎりの絶縁油
とある金属加工工場にて。
年次点検と同時に
お客様に頼み込んで実現した
電灯変圧器の油交換を実施。
なんにも見えません。
そして、電圧高め(定休日にて113V、113V、226V)だが
タップがどうなっているのかもわからず。
タップ台が見えました。なんだかネジ類がくすんでいます。
そしてタップは6300V。
計算にて
6300V×226V=1423800
6600Vにしたとすると
1423800÷6600V=215.7V
6600V×113V=711900
6600Vにしたとすると
711900÷6600V=107.9V
6600Vに変更作業実施。
洗い油を1度入れて抜きとってから新油を補充したのですが、
スラッジが少しばかり残ってしまいました。
茶色に見えるのはトランスの汚れた油の跡が残っているだけで
ほぼ無色です。
電圧は定休日にて108V、108V、216Vと計算どおり。
普段の負荷は少ないし、これだけきれいなら
しばらく安心です。