64B試験の準備
年に一回やる
母線継電器(64B)の試験練習。
昨年は3φ200V電源で
三相電圧試験器や移相器やらを
組み合わせてせっせとやっていたが、
今回からNF RX4718があるから
電源は単相100Vで済むし高精度だし
快適!
2014年02月の記事は以下のとおりです。
年に一回やる
母線継電器(64B)の試験練習。
昨年は3φ200V電源で
三相電圧試験器や移相器やらを
組み合わせてせっせとやっていたが、
今回からNF RX4718があるから
電源は単相100Vで済むし高精度だし
快適!
以前から通信障害や計測値異常で悩まされていた
デマンド監視装置のムサシ節電王子ですが、
異常データをメーカーにて解析したところ、
原因が究明されました。
結論は、
「パルスに商用50Hzが乗ってます」
とのこと。
東電の積算電力量計の下からハパルス信号線をだし、
特に気にせずセンサーをかましていたが、
実はすぐ真下に動力ブレーカーがあった。
なので、負荷電流が大きい時だけセンサーに
50Hzが乗ってしまっていたんだと推測。
対策としてなるべく上にあげるようにしてみましたが、
この程度のことで防げるのか、そして
年間で最大デマンドが出る2月を逃してしまったことが
とても悔やまれます。
この日は茨城の北の方で、
PAS交換、盤改造に伴う
耐圧試験およびリレー試験に行ってきました。
PASの単体耐圧とSOG試験はなんなく完了。
リレーは誘導型から静止型に変更されました。
三菱製のこのリレーは触る機会が多いので
これもなんなく完了。
空いた時間で見学していたが、
メーカーにてVCBの部品交換をやっていました。
バラバラにして戻せるなんてすげー、と感心。
でもVCBは丸ごと新しいものにしたらいいのでは?と
思い作業されている方に聞いてみると、
「絶版品で新しいものが合わないから部品だけ特注で
組んでる、それに、新品入れるだけじゃ
うちらの仕事がなくなる」
なんて言っていました。納得。
2月16日の水分たっぷりな大雪のせいで
漏電がありました。
ホームセンターでパネルカッターが使えないとのことで
訪問。
実は連絡を受けた当日はかなり遠方にでていた
訪問が難しく、お客様もとくに
あわてていないようだったので
翌日にお伺いしたのですが、
絶縁抵抗は低めではあるが不良ではなく、
漏電遮断器もそのまま入りました。
でも、屋根に降り積もった雪が一気に解けて
水浸しになったとのことだったので
原因を確認。
すると、パネルカッターは、
本体、コンプレッサー、集塵機がすべて個別の
200Vコンセントからとられていて、負荷を外しても
絶縁が変わらないことから、ブレーカー~コンセント間で
水没と断定。
一か所ばらしてみると、中は細かいおがくずが
入り込んでいて湿っていました。
上部を見ると金属管は口を開いているからしょうがない。
そして3回路とも赤相が絶縁低目だなと思っていたら、
赤相とアースがコンセント下側、きっと水が下に
たまったからだとわかりました。
念のためドライヤーで乾かし、
金属管上部をシーリング材で埋めてみました。
今後水没しないことを祈ります。
今年は2回も大雪に見舞われましたが、
初回は大雪でも軽い粉雪で別になにもなかったんですが、
2回目の雪は水分が多くとても重い雪だったため、
こんな簡易テントはつぶれていました。
そしてつぶれてせいで、照明の配線が
引っ張られていたので、
直るまで電源を落とさせてもらいました。
ここ以外にも屋根に積もった雪からジャージャー
水が流れて監視カメラ関係が壊れたお客様もありました。
先日、切操作しても開放しない
三菱製LBS(SCL-KH)について
問い合わせしたところ、即日返事がきました。
(質問内容)
お世話になっております。
SCL-KHという型のLBSを点検で
操作することがあったのですが、
その際フック
棒にて切操作をしたところ
接触部は切りにならず、
その後入側に少し動かしたところ
解放されました。
切りにして開放できないというのは
機構としておかしいのではないかと
思うのですが、
現地の取説が残っておらず
確認ができません。
御手数ですが、これが正しいのか否なのか
教えてほしいのと同時に、
取説がありましたらPDFにて
入手したいのでよろしくお願いします。
(三菱電機回答)
SCL-KH形LBSをフック棒で切操作した場合、
正常であれば接触部が切状態になります。
切操作したのに、接触部が切状態にならないのは
機構部などの固渋が考えられますので、
メンテナンス(機構部の注油等)を実施し、
動作確認をしてください。
なお、屋内用高圧交流負荷開閉器は
一般社団法人 日本電機工業会(JEMA)により、
更新推奨時期は15年となっておりますので、
更新推奨時期を超えた機器に関しては、
更新の検討もお願い致します。
取扱説明書については、
本メールに添付にて送付致します。
~~~~~~~~~~~~~~
更新についてはごもっとも。
資料提供までしていただき、
とても良心的な回答をいただきました。
三菱電機様、ありがとうございました。
月次点検時の報告書作成に
acer ASPIRE ONE
↓
Panasonic CF-U1
と使用してきましたが、
マイクロソフトのサポート終了で
WindowsXP問題があり、
まずはCF-U1に
Windows7を入れて対応、とおもったら
ディスク容量が少なすぎて
Windows7のインストールはできたが
アップデートをかけるだけで容量が足らなくなる。
アップデートかけないでなら使えるが、
それじゃXPのサポート終了と変わらない。
なので今回Windows8.1が入ったタブレット
lenovo miix 2 8
を使うことにしました。
初期設定と操作の違いにだいぶ戸惑いましたが、
なれれば案外快適です。
excelもプリンターも今まで通り使用可能。
ただし、iPadと比べるとGPS地図がまったく使い物に
なりません。万能機器ってないもんですね。
いいのか悪いのかわからないLBSに出会いました。
切操作をしても引外しが動かず切れない。
でもちょっとだけ入側に
押してみると引き外されて切になる。
(数台あったがみな同じ症状)
一般的なLBSとは動きが違うのでこういう仕様なのか、
はたまた機構不良なのか取説がないので
よくわからない。(PF断では開放する)
なので三菱電機へ問い合わせ中。
休み明けには返事がもらえるかな。
8日(土)から降り続いた雪で
9日(日)は20年ぶりという積雪に
見舞われました。
昨年の積雪の時はスコップが買えず悔しい
思いをしていたので、今季11月には
雪かき用スコップ
靴用スパイク
スタッドレスは毎年履いているが
タイヤチェーン(四駆なので2本1組2セット)
を購入し万全の態勢をとっており
雪がガッチリ降ってちょっとうれしく
感じてしまいました。
そして、仕事の先輩より
「停電してるお客様があるが
車が出せないので行けないか?」
と依頼を受け事故応動へ出発。
大通りは雪かきされていたが
小さな街中では
こんな感じでした。
需要家様訪問したときには
所内GR(PASなし)動作にてLBS開放中。
所内絶縁は1000Vメガにて2000MΩ以上で良好。
GR他電源で試験し異常なしでしたので
受電して問題ありませんでした。
停電原因は推測ですが、
①所内結露による一時的な地絡。
②無方向のGRなのでもらい事故。
あと気になったのはキュービクル内部に雪が
あったこと。
前日夜は吹雪だったので、下部の通風孔から
入り込んだ模様。
東電側もあちこち停電していたし
(いまだ茨城の北の一部は停電中)
たまにしか降らない雪にはめっぽう弱いですね。
とあるポンプ場リレー試験実施時のできごと。
PASのSOG試験に
を使用していました。
P1,P2,a1,ac,T,E,kt,ltをいつものように接続し
自動モードで試験開始。
はじめに零相電圧試験実施、良好。
次に零相電流試験を実施。
スタートを押すと電流出力エラーで試験できず
何回かやっていると試験できるときもある。
試験器故障かなと思い電流出力コードを短絡して
スタートすると問題なし。Vo試験がちゃんと
できているんだから問題ないはず。
そこでSOG側のkt,ltのインピーダンスをテスターにて測定したところ
1.1Ωあった。
こちらのSOGはPAS真下ではなくちょっと距離がある
受電盤内に設置されており、制御線が長めなんで
電線の抵抗が上がっているようでした。
そして測定器の仕様を確認したところ、
最大負荷インピーダンス
ADGR-1000HK 1.7A(1Ω) 2A(0.5Ω)
参考(うちにある測定器)に
DGR-1000KD 1Ω(2A出力時)
DGR-3100CVK 0.5A 12Ω
1.5A 4Ω
5A 1.2Ω
10A 0.6Ω
というわけでインピーダンスチョイ越えだったので
こんな症状だったのだと思う。