2017年計器校正
- 2017/06/30 18:00
- カテゴリー:測定器、試験器、工具等
2017年06月の記事は以下のとおりです。
双興
3Eリレー試験装置
E3-301K
の計器校正試験。
1相ずつ電圧、電流を測定。
自分で買った試験器ではないので
標準付属品なのかわからないのですが、
試験コード袋に入っていた
電流コードが細いせいで
30Aレンジで30A流そうとすると
過負荷になるようで
出力停止してしまいます。
5.5sqのコードが
ほかにあったので
やって見たら
30A流せました。
毎年6月は
計器校正試験時期と
決めているので
月末数日はこれに当てます。
耐トラの出力電圧確認です。
ちょっと失敗しました。
耐圧用試験器
双興 TT-13K30Aで
耐トラ T-13K30から
試験から始めて異常なし、
次にいつも
OCR-25CVGで
使っている
耐トラ T-13K15も
TT-13K30Aにつないで
試験したら
予定より低い数値が
出てしまいました。
たいていこういう時は
機器に非はなく
自分が悪いのが大半です。
機器接続するのに
メタルコネクタのサイズが違うので
端子で接続したせいだと思い
取説見て確認したら、
耐トラの端子0V-E間オープンが
原因とわかりました。
メタルコネクタで繋ぐと
必然的に端子0V-E間には
2次電流計が繋がるのに、
電圧見るだけだからと横着して
U,Vへの電圧入力端子だけしか
繋がなかったのが
いけなかったのです。
端子0V-E間を短絡し
規定通りの電圧が
確認できました。
先日の年次点検での
測定です。
父の
コンデンサ点検報告書の中に
2端子間静電容量測定項目があったので
手持ちのテスターで
静電容量測定を
おこないました。
(テスターの仕様上
小数点第2位までしか
測れないので
簡易測定というべきでしょう)
写真のコンデンサは
L=6%使用なので、
定格電圧7020V,
表面には100kvarとなっているが
定格容量は106kvarなので
C(μF)=
((106kvar×10⁹)/(2π×50Hz×7020²V))/2
で3.423μF。
写真は3.53μFで誤差3.13%。
1Mvar未満 -5%~+10%
(JIS_C4902-2010)
なので良判定。
力率改善用に
常時入りになっているものなので
相間のアンバランスと
絶縁さえ良ければ
測定値は大体で
なんの支障もないかと
思っています。
父の管理する
需要家様の
年次点検に行ってきました。
PASの試験からスタートですが、
PASを更新工事をした際、
工事業者が
GR動作表示器を
テストボタンと間違って
押し込んだらしく、オレンジの丸が
なくなっています。
SOのほうは壊れていないのですが、
どちらかというと
SOよりGRの動作表示のほうが
大事なような気がするので
入れ替えできないものかな、
と思ってちょっといじってみました。
簡単に引っこ抜けました。
このプラプラを内部のマグネットで
反転させているだけなんですね。
上下入れ替えてGRの動作表示は
直りました。
SOは・・・所内OCRがあることですし
まあいいでしょう。
太陽光発電所の
年次点検を
実施。
こちらでは
2年くらい前の夏に
吸気フィルターの
目詰まりが原因で
内部過熱によるファン異常警報が出て
発電停止したことがあり、
それ以降年次点検に合わせ
1年目洗浄、
2年目交換のサイクルで
うちで作業することに
なっています。
今年はフィルター交換年で
交換部材はお客様から
点検当日受け取ったのですが、
縦は問題ないが
横サイズが足りません。
さすがに使えないので
旧フィルターを急遽洗浄して
取り付けました。
これはパワコンメーカーの
ミスですね。
後始末よろしくって
感じです。
他県にある某有名施設の
点検お手伝いに
行ってきました。
点検前にみんなで
所内カバーのアクリル板を
はずし始めましたのですが
穴の形からすると
以前は引っ掛けになっていて
ネジを緩めれば
アクリル板の取り外しが
できたようなのですが、
近年ネジを取り替えたのか
ネジの頭が大きく
全て抜かないと
いけなくなったようです。
アクリル板はトランス扉面と
所内通路前後上にびっしり
貼られているので
外して付けるだけで
かなりの労力です。
そこで、ドリルに
タケノコドリル(ステップドリル)を
つけて20mmに穴を拡大。
私は試験要員として
行ったのですが
試験は先輩に任せ
私は穴掘りばかりで
ほぼ1日が終わってしまいました。
2017/03/25
や
2017/06/09
で書いているように
すべての契約需要家様の
回らなくなった電流計切替器を
回復させてみたいので
今年の年次点検では
注油作業をしています。
そして今回の年次点検でも
回らない切替器が3台あり。
いつも通り上記の状態にして
を吹きかけましたが、
今回はうまく回るようになりません。
そこで、前回吹っ飛ばしてしまった
真ん中のカム?を抜いて回してみたら
この状態でもうまく回りませんでした。
ということは、上下のツメが
ひっかるわけではなくて
カチカチ回す機構自体が
よくないということが分かりました。
カチカチ機構は見えないので、
そこに届くように
隙間に注油してみたところ
ちゃんと回るようになりました。
これでまたレベルアップできました。
最近の
年次点検清掃作業では
マイクロファイバー水拭きが
定番です。
その際素手や作業用手袋だと
手と爪が汚れて
後がいやなんです。
自分もそうなんだから
仕事手伝ってもらう人だって
もちろん嫌だと思い
使い捨ての
ニトリル手袋を
用意しています。
はじめは
ホームセンターに普通に
売っているものを
使ってみましたが
突起物で
すぐ切れてしまうので
使い物になりませんでした。
いまは厚手と書いてあるものを
ネットで購入使用しています。
そして
現在使用しているのは
ミドリ安全
701H(左)と700R(右)です。
どちらも厚手と書いてあるんですが
カタログやネットでは
どちらが強いか書いていないので
購入時に悩みます。
触った感じでは
違いがわかりません。
701Hの方が
色が濃いので厚そうには
感じます。
値段は700Rの方が
安いようです。
一度購入すると
しばらくもつので
毎度悩みます。
先週おこなった
太陽光発電所の
年次点検で
パワコンのフィルターを
予備品と交換しました。
外したフィルターは洗浄して
寿命が来るまで
毎年洗浄品と入れ替えて
使っていこうと
思っています。
先日他の現場で
フィルター洗浄を
現地でおこないましたが
1枚ずつ手洗いは
かなりの時間を要するし、
今回は
1台のパワコンに対して
16枚のフィルター、
3台分で48枚。
持ち帰ってからで
いいとはいえ嫌気がさします。
そこで
自宅にて
昔父が◯ャパ◯ット◯カ◯で
洗車用に購入した
ケルヒャーの高圧洗浄機を
使ってみました。
グレーチングの上において
洗浄しました。
もしかして
フィルターに良くないかもですが
圧倒的に早くキレイになります。
洗濯バサミが32個ついたハンガーに
16枚ぶら下げて干します。
ちょうどいい数なので
枚数の確認にもなります。
パワコン3台分3個のハンガーを
この現場用に購入したので
次回の月次点検時に
フィルターと一緒に
パワコン内に
保管して置くつもりです。