氷点下
- 2019/01/31 13:11
- カテゴリー:年次点検
早朝年次点検を
実施しました。
清掃を頼んだのですが
「床が拭けない」とのこと。
なんのこっちゃと聞いてみたら、
「濡れウエスでいつも
通りに清掃を始めたが、
1拭き目はいいけど
往復する時点で
水が凍ってウエスに
汚れがついてこない」
ウエスを触ったら既に表面凍って
ザラザラでした。
気温-3℃で鉄板じゃ
コールドストーンクリーマリー状態
ということですね。
2019年01月の記事は以下のとおりです。
早朝年次点検を
実施しました。
清掃を頼んだのですが
「床が拭けない」とのこと。
なんのこっちゃと聞いてみたら、
「濡れウエスでいつも
通りに清掃を始めたが、
1拭き目はいいけど
往復する時点で
水が凍ってウエスに
汚れがついてこない」
ウエスを触ったら既に表面凍って
ザラザラでした。
気温-3℃で鉄板じゃ
コールドストーンクリーマリー状態
ということですね。
年次点検だけ請け負っている
需要家にて
漏電リレー鳴動による
漏電の調査を
依頼され行ってきました。
間欠漏電だったので
リークロガーや
手持ちのクランプを総動員して
ぱっとでの漏れ電流を捕まえます。
そして事故点は
エアコンでした。
今月これと同じ症状に
出くわしたのが2件目です。
機器に明るくないので
わからないのですが、
冬のエアコンは
停止中でも
配管凍結防止か何かで
ヒーター自動運転するもの
なんでしょうか?
直流耐圧試験や
ケーブル直流漏れ電流試験での
安全な放電のため、
2018年末に
長谷川製
電圧検出機能付き放電棒
HRD-27Sを
購入しました。
そしてそのことについて
会話しているときに
「交直両用検電器で
放電できるから
いらなくない?」
と言われました。
たしかに直流検電器は
抵抗で放電検電なので
同じかなと思いますが、
専用品との違いがあるだろうと
抵抗値を実測で確認してみました。
HRD-27Sからですが、
取説に600kΩと書いてあり
メガでの実測値は0.5MΩでした。
次に同メーカー製の
交直両用検電器ですが
取説に抵抗値は見当たらず。
メガでの実測値は50MΩでした。
この違いから、
放電はできるだろうが
放電速度が違うことが
わかりました。
どのみち用途別に専用品を
使うのが無難で
危なくないですよね。
鹿島某所へ
予備盤に負荷をつなぐため
これまで未使用だったリレーの
使用前試験に呼ばれて
行ってきました。
過電流継電器
三菱 CO-18I-D
このごろ減った誘導型です。
引き出してテーブル上で試験。
瞬時要素の整定値変更も頼まれて
ボルトを回して動作値の
調整をやりましたが、
いい感じの数値で合わせて
最後にロックナットを閉めると
動作値が変わってしまって
2台だけなのでよかったですが
四苦八苦しました。
誘導型地絡方向継電器
三菱 CWG-2B-D
誘導型は
昔書いた記事
であるように
Vo電圧容量が32VA必要で
常時車載の
双興 DGR-1000KDでは
試験できないので
双興 DGR-3100CVKを
持って行きました。
Io動作管理値が
リレー直の
ZCT2次電流なので
位相特性試験器に
分流器と
電流計と
位相計をかまして試験実施。
こうしないと動作電流1.5mAを
試験器直では測定厳しいのと、
試験器出力の電流と
分流器からリレーに流れる電流の
位相がずれるため
動作時間や
最大動作感度角が管理値から外れます。
エヌエフ持ってきて直入力のほうが
手っ取り早かったんですが、
1台だけだし
アナログにはアナログな感じで
やっておくのも
いいかなと思いました。
絶縁監視装置から
漏電警報が出ては止まるの繰り返しが
発生していました。
今月は漏電に出くわすのが
多いです。
トランスB種接地線にて
2.477A(2477mA)の漏電が出ています。
キュービクル内幹線を
クランプアダプターを通して
探査しました。間欠なので
出たり止まったりなので根気がいります。
クランプアダプター10:1を通しているので
表示252.5mA=2.525Aです。
犯人は押出機の電熱ヒーターでした。
設備責任者に聞くと
そういえば温度の上がりが
悪くほかのヒーターを短絡して
常時入りにしているといわれました。
従業員の安全のため
早急に改修していただくようお願いしました。
高圧ケーブル
直流漏れ電流試験の際に
ペンレコーダーで
グラフを作りますが、
対象箇所が多いときは
事前にラベルを紙で作って
現地でテープのりで貼っていました。
現地で張り替えたり
見え方も綺麗にしたいなと思い
チャート紙一枚分に収まるサイズの
貼り直しができる
ラベルシートを
購入作成してみました。
これで帰ってからの
データ整理が少しは楽になるか?
20時ごろにお客様から
「分電盤から煙が出て
消防や警察や電力会社が
来てるんですが」
と連絡を受けました。
もちろん現場へ急行しました。
現地到着すると
ちょっと物々しい
雰囲気になっているが
普通に電気はついている!?
こんなになっていました。
左の集合ニュートラル断路端子が
右のように溶けてました。
そしてブレーカーが入ったままなので
どこも停電していない。
そのせいで溶けた端子台から
たまにパチパチと
火花が見えてました。
流石にまずいので
右ライン側1Pブレーカーを
開放して火花を止めました。
消防との話がひと段落した後に
事務所照明と
電話くらいは仮復旧させてみようと
手を出してみました。
端子番号は溶けて無くなっているし
すでにダメになった端子台から
空き端子台に線を
移してあったものもあったので
ライン側とニュートラル側を合わせるのに
苦労したのと、
溶けて樹脂と被覆が
くっついていて
引っぺがしにも
結構な時間かかりました。
事務所照明の負荷電流20A、
電話関係の負荷電流10Aあったし
大した材料を
持ち合わせていないので
雑ですがこれが
この場でできる
精一杯でした。
連休挟んでしまうので
本店への説明と工事店手配の
お願いは後日に。
帰ってきたのは
0時前。
5時には起きて
また仕事だー。
〜修正〜
アースではないと指摘がありまして
集合アース端子
↓
集合ニュートラル端子
に名称を修正してみました。
正しくはなんと言うのでしょうか?
2019/01/08
一緒に仕事していた
先輩に電話連絡がはいり、
PAS動作で全停電とのことでした。
代わりの人に現場に行ってもらい、
調査の結果ケーブル絶縁だめだとのこと。
数か月前の年次点検で
ケーブル絶縁の不良指摘を出していて
工事をやる段取り中だったそうです。
そして材料と電力会社の手配が付き
翌日緊急工事となりました。
そして今日、その先輩と
また仕事だったので
抜けたケーブルの写真を見せてもらいました。
ぱっくりと切れています。
きっと施工時の傷だと思いますが、
ここからじわじわと水分混入で
水トリーにでもなったのだろうと思います。
わたしも過去にケーブル地絡事故を
経験しましたが、
事故発生から
翌日までで復旧できたなんて
うらやましなと感じました。
2019/01/08
AM3:12に
絶縁監視装置を設置してある
契約需要家様から
漏電メールが届きました。
夜間仕事してるような場所じゃないし
OR(オーバーレンジ)ってのが気になり
現場に行きました。
ちなみに動力オーバーレンジのあおりで
電灯回路も120mA漏電が同時に出ました。
とりあえずキュービクルは
屋外にあり無人でも入れます。
まずキュービクルに手を触れる前に
検電したら案の定充電中。
これで感電してる絵をむかし受けた教育で
見たことがあるので
以降ゴム手袋をして開けました。
1回路9A漏れていました。
変な時間から出始めて出っ放しだったので
ネズミかなぁなんて勝手に想像しつつ、
くすぶったらいやなので
早朝でしたが緊急ということで
現場責任者を
呼び出して現地に来てもらいました。
そして、探査のために
ブレーカーを切ったところ、
20MΩオーバーになってしまい、
ふたたびブレーカーを入れたら
漏電が止まってしまいました。
せっかく呼んだのに…
その日はそれ以降1日出ませんでしたが、
翌日8:00くらいからまた症状が出始めて、
漏電発生して5分で停止、
その後3分後にまた漏電発生を繰り返し
おかげでこの日は100件を
ゆうに超えるメールを受信しました。
遠出していたので
すぐに駆けつけることが
出来ませんでしたが、
午後に現地へ行った時もまだ症状は
納まっていなかったので
探査することができました。
そして原因はエアコンと判明しました。
ブレーカーを切って直すまで使用禁止を
お願いして解決となりました。
2日目の出たり消えたりは機械的な動きで
納得できますが、
初日無人の時に漏電発生して
ブレーカー切るまで出っ放しだったのが
謎です。なんなんでしょうかね。
耐圧試験のため
鹿島まで
行ってきました。
現場到着時には
工事完了しており
機材運びも手伝っていただき
スムーズな作業できました。
年末にマルチ計測器から来た
商品案内で気になったので
注文したもの。
今までの充電表示器は
充電部に直接
ぶら下げる必要があり、
引っ掛けにくかったり
場所が悪くて
充電部と平行になると
鳴らなかったりがありましたが、
マグネット付きで
充電部近くに置いたり
側面に貼り付けたりするだけで
使えるのがいいですね。