三菱模擬入力試験器の校正
- 2019/06/30 07:00
- カテゴリー:測定器、試験器、工具等
三菱の保護継電器
MELPRO-Aシリーズの
単体試験用模擬入力試験器
MDX-Aの計器校正。
購入時の
メーカー試験記録に基づいて
出力端子に抵抗や
コンデンサを並列接続して
規定の電圧が出るかの測定と
1次、2次との位相差をチェック。
これで単体試験で
トレサビ求められても安心です。
2019年06月の記事は以下のとおりです。
三菱の保護継電器
MELPRO-Aシリーズの
単体試験用模擬入力試験器
MDX-Aの計器校正。
購入時の
メーカー試験記録に基づいて
出力端子に抵抗や
コンデンサを並列接続して
規定の電圧が出るかの測定と
1次、2次との位相差をチェック。
これで単体試験で
トレサビ求められても安心です。
高圧ケーブル直流漏洩電流試験の
記録計として使用している
ペンレコーダ
HIOKI
PR8111です。
1μA=10mVをとるのに
フルスケール10mV(±5mV)の
設定を使うので
このレンジだけやっています。
1mVチャートマス
1cm刻みであることを確認したいので、
通常試験するように
高圧メガ校正抵抗器+可変抵抗で調整して
ハイボルトテスタの
ステップ可変1kV出力で
記録用電圧出力1mVに
なるようにセットして、
チャート紙を流しながら
1kVずつステップアップさせて
階段グラフを
作って確認しました。
毎年6月末に3日間時間をとって
所有機材等の
計器校正と
安全用具点検を行っています。
今年は
標準計器置き場に
足場台を使ってみました。
後日、過去に書いていない
機材の校正風景を書こうと思います。
週末に仕事した現場の
絶縁油試験を実施。
絶縁破壊電圧試験をやるのに
先にカップに油を注いでおき、
気泡が上がってくるのを待つ間に
全酸価試験。
↑のチェックマンのほうが
入れるだけで楽そうなんですが、
昔ながらの方が安く済むので
うちはいまだに
滴定中和方式でやっています。
梅雨時期で湿度が高めなところで
採油しているせいか
若干上りが悪い気がしましたが、
判定基準内でしたので良でした。
父の管理する現場にて
年次点検を実施。
サブ変内の高圧絶縁抵抗測定で
一括6MΩと低かったので
LBS等開いて個別に測定し、
母線が6MΩでよくない。
だいたいこんな時は
樹脂系の表面が悪いだろうとあたりをつけ、
LBSや母線支持物の樹脂部表面を1000Vメガで
当たっていったところ、
やはりこのレジン碍子表面で
10MΩくらいを示した。
下部から見ると導体との境目に緑錆が
吹いてます。
清掃前の測定だったので
ここの拭き上げ清掃を重点的に行いましたが、
母線絶縁は6MΩ→20MΩまでしか
上がりませんでした。
交換をお願いします。
とある宿泊施設でのことです。
系列の別施設で客室分電盤からの
出火事故があったらしく、
その関係で客室全数分の
分電盤増し締めを依頼されました。
そして先週、年次点検に合わせ実施。
年次点検1時間、客室のみ2時間停電とし
12階建て1フロア20室弱、
1人4フロアくらいできるかなと
3名増し締め作業員を入れて
実施してみました。
全室空いていれば
完了できたと思うのですが、
連泊の部屋は宿泊客がいてもいなくても
施錠されており、
ノックして人がいないことを
慎重に確認しながらの作業となったため、
1人2時間3フロアが限界でした。
そして残った2フロアを本日2名で
1時間フロア停電にて実施。
踏み台に乗ったり
分電盤のふたを足元へ置いたりで
屈伸を繰り返した結果、
ズボンの中で汗ばんだ膝が引っ掛かり
内腿部分が破けました。
お尻じゃなくてまだよかった。
この後まだ月次点検に行こうと
思っていましたが、
恥ずかしいので本日の業務は終了とし
さみしい気持ちいっぱいで帰りました。
お客様からの問い合わせや
絶縁監視装置を設置している
お客様からの停電メールを受信したとき、
利用させていただいてます。
最近真夜中の1時くらいに
1分程度の停電復電メールを受けました。
念のため
覗いたら
以前より進化していることに気が付きました。
以前は停電時間が長いものしか
掲載がなかったのですが、
(自動復旧等による5分未満の停電)
という項目が追加されていました。
さらに、
瞬時電圧低下情報まで見れるようになってました。
おかげでお客様からの
どうして停電したとか
太陽光発電所パワコンが止まった等
問い合わせの返答が
しやすくなった気がします。
4月から月10件くらいづつ
年次点検をこなしています。
毎年やっているので
お客様もわかっているものかと思いきや、
「予定通り停電作業を行います。」
「わかった。」
「ポンプも動かないので断水になります。」
「きいてねーよ」
といわれてしまいます。
がっかりですが
気の毒なので
効率的に作業して
サクッと時短で終わらせました。
梅雨ですね。
雨でも月次点検に行きます。
仕事が間に合わなくなるってのも
ありますが、
雨だからわかる
不良もあったりします。
トランスの上が濡れて
塗装の上なのに
さびているような色をしています。
雨漏りしているようです。
年次点検は12月予定なので
様子も見つつ、補修を
考えたいと思いました。