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2020年07月の記事は以下のとおりです。
先日の記事
UGSのSO(過電流)試験不具合のその後
うちにある位相特性試験器の異常出力の確認
で記事にしました、
双興電機製作所
位相特性試験器
DGR-1000KDの
電源スイッチOFFの際
2Aを超える過大な電流が
出力される件。

双興に問い合わせをして
返答をいただきました。
電源スイッチ解放時に
直流の電流が出力されるんですが、
これは故障ではなく
この機種の仕様とのこと。
その答えから、
通常の試験手順では
UGSのOC回路は0.7A以上流すなと
取説に書いてあるのに反するので、
戸上電機製作所に実際瞬間ではあるが
過剰な電流を流して問題がないかの
問い合わせをしたところ、
実際に瞬間電流を流した後で
通常試験しても動作に影響が
出ていないことから
大丈夫かとは思いますが、
当社としては
0.7A以上流すなとしか
言えませんとのことでした。
まあ、気にし過ぎなのかも
しれなかったですが
電源スイッチOFFでの瞬時電流は
影響ないものとして
目をつむって
DGR-1000KDでの
SO試験の際は、
電源スイッチ解放ではなく
補助電源スイッチのOFFで
試験実施することにします。

UGSのSO(過電流)試験不具合のその後
でうちの位相特性試験器
双興 DGR-1000KDにて
電源スイッチ解放時に
2Aを超える異常な電流が
瞬間的に出力されるところがわかり、

うちにあるUGS試験で
使用することがある
他の試験器、
双興 ADGR-1000HK
と
双興 DGR-3100CVKの
確認を実施しました。

双興 ADGR-1000HKで
何度か試したところ、+100mA程度出ることが
たまにあるようですが、
このくらいなら問題ないと思います。

双興 DGR-3100CVKでは
何度電源スイッチを切っても
異常な電流は出力されず。
再度
DGR-1000KDを試したところ
電流を出力していない状態で
電源スイッチを切っても
2Aを超える異常な電流が出力されることが
わかりました。
このままではいくら気を付けていても、
0.7A以上の電流を流すなとなっている
UGSのOC1,OC2端子間に
瞬間的とはいえ過剰な電流を
流してしまう可能性があり
危険ではないかと思います。
この症状を試験器メーカーの双興に、
故障か機種の特性なのかを
メールにて問い合わせを出しました。
故障であれば修理又は
買い替えればよいですが、
この機種の特性だったら
ちょっと考えものですので
返答が気になるところです。

先月、
UGSのSO(過電流)試験で
不動作域なのに動作してしまう症状があり、
UGSのSO試験の不調?
UGSメーカーの戸上電機製作所に
現地で確認していただけることとなり、
再度試験を実施しました。

前回だけの症状だったら
どうしようかと思っていましたが、
今回も不動作0.4Aにもかかわらず
SO動作してしまいました。

戸上の技術者が
戸上電機製作所製
位相特性試験器
DGT-M2
にて試験を実施したら、
問題なく不動作が
確認できてしまいました。
ということは私の
双興
DGR-1000KDが悪いようだと
あれこれ考えてやっているうちに
原因がわかりました。
電流出力Kt-Ltを短絡させて
双興
クランプ電流計
LC-70Fの
ピークホールド機能で
電流を測定したところ、
出力のON,OFFスイッチでは
問題ないのですが
本体の電源スイッチで電源を切ると
2Aを超える電流が
瞬間的に発生してしまうことが
確認されました。
試験の際、0.4A程度の電流にして
補助電源と電流を同時に止めるため
電源スイッチで切っていたのですが、
切った際に大電流がかかってしまい
動作したものと判明しました。
UGSにはなんの問題もなかったのに
戸上電機さん、どうもすいませんでした。
まずは帰って、再度試験器の出力確認および、
うちにある
UGS試験で使いそうなほかの試験器の
確認も実施することにします。

介護施設の
月次点検にて。

屋外にある
非常用予備発電機。
先月の月次点検時、
運転させてエンジン音がうるさいから
自動停止するまで離れていたのですが、
運転中に警報ベルが鳴り響き
慌てて扉を開けて止めました。
(慌てたので警報停止ではなく
故障復帰を押してしまい
なんの警報が出たか確認できず)
2回目回してみたら
正常に運転と停止ができてしまい
異常の再現ができず不良指摘として
上げられませんでした。
今月は初めから注意しようと
運転開始からつきっきりで
見ていました。

発電電圧表示が43Vまでしか
上がらないことを確認。そのうち、

前回は警報ベルが出つつ
運転は止まりませんでしたが、
今回は「界磁異常」の表示とベルで
運転停止しました。
症状が明確でないと不良指摘しにくいので
確認できてよかった。

発電機に故障の表記をし、
お客様に症状を明確に
報告することができました。

3か月おきの
月次点検契約している
太陽光発電所。
このところ雨が降っている日に
直流地絡の警報がちょこちょこ出る
PCS回路があり、
今回の月次点検で
対象のアレイを重点的に
目視点検を実施しました。

つい最近除草していただいたのですが
アレイ下のつる草には
手が入っていない様子。
電線の傷がないか、
つる草が電線を引っ張って悪さしてないか、
パネル破損がないかを見て回り
つる草等気になるところはゴム手袋して
除去を行いました。

ふっとい木なのかつる草なのかが
電線に強固に絡みついていましたが
ペンチで切って除去。

ガンガンつる草を手で引っ張りながら
調子よく除去していったのですが、

あやうく掴みそうでしたが
ぎりぎりで気づけました。
だめなんです俺・・・ヘビ。
スマホで種類を調べたところ
シマヘビで毒はないって出ましたが、
嫌です。
ここから先はもう
つる草除去は
ビビッてできませんでした。
一通り対象回路の点検は行いましたが
異常個所は見つけられず。
点検時は地絡出てなかったし、
そもそも太陽電池アレイが
地絡の電源側なので
交流の地絡のようにクランプで
追いかけるってことが
できない。
発生中に地絡回路の順次開放か
メガを当たるしか
漏電探査は厳しいと
改めて思いました。

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