毎年1回ある活線メガ測定
毎年、専任の主任技術者がいる
需要家様にて
年次点検時間短縮のための
活線メガ測定依頼を受けております。
Ior測定器でIcを除去した漏洩電流から
演算された絶縁抵抗値を報告書に記載。
幹線で超過が出た回路のみ
負荷を追っかけまわしますが、
なれているので
午後ちょっとまでがんばって完了。
幹線測るのにちょっとかがんで
体を入れたりするので
腰が心配な作業でした。
2020年11月の記事は以下のとおりです。
毎年、専任の主任技術者がいる
需要家様にて
年次点検時間短縮のための
活線メガ測定依頼を受けております。
Ior測定器でIcを除去した漏洩電流から
演算された絶縁抵抗値を報告書に記載。
幹線で超過が出た回路のみ
負荷を追っかけまわしますが、
なれているので
午後ちょっとまでがんばって完了。
幹線測るのにちょっとかがんで
体を入れたりするので
腰が心配な作業でした。
双興
位相特性試験器
DGR-1000KDの
試験用コード。
以前断線して適当な手直ししてあったのですが、
ktとLtのクリップまでの長さが
著しく違ってしまい、
現場での使用感が
とても悪かったんです。
今日はやる気が出たので
再手直し実施。
クリップは
サトーパーツのパワークリップに変えており
高いのでそのまま使用することとし、
電線を切断して、新たに電線を間に追加。
圧着するには細い線なので
導体同士をねじってハンダ上げ。
ハンダ上げ箇所を熱収縮チューブで保護。
熱収縮チューブって見た目が
とてもきれいに仕上がるので
大好きです。
熱収縮チューブのために買った
ミニヒートガンはとても便利。
ちょっと高かったのですが、
送風機能付きでかたずけ前に
素早く内部を冷やせるので
安心です。
朝6時からの年次点検。
6:30くらいまでは暗い季節なので
LEDバッテリーライトを車につけて
照らしてみました。
大容量ポータブル電源は持っていないので
PF-S形のキュービクル限定ですが
発電機を使うことがなくなりました。
今週は三日連続で
年次点検をやっています。
けっこー古い設備の
需要家様ですが、
ゴムっぽい素材のVT表面に
白い粉が吹いていました。
指でなぞると落ちます。
内側から染み出たものなのか
(ケーブル端末のシリコンから
ベタベタの成分が染み出ているのを見たことあり)
天井がカビていることから
白カビなのかどちらでしょう?
濡れウエスでふき取ってみました。
いろいろと更新をしてもらいたい気がしますが、
絶縁の低下がそれほどではないので
もうしばらく様子見としました。
漏電リレー(ELR)
漏電火災警報器(ろうかほう)
低圧地絡継電器(LGR)
などいろいろな呼び方されるものの試験を
しました。
51~100%の管理値で
どこのメーカー製でも
だいたい60~70%くらいで動く感じ。
ブザーがONになっていたが
外部接点で事務所警報盤に警報は出るし
絶縁監視装置もいれているし、
なったところで
近隣の迷惑なので
今後ブザーOFFで
運用することにしました。
先週末は
契約外需要家にて
定期検査を実施。
UGS試験で
双興ADGR-2000HKを使用。
電圧計、電流計の
校正試験も含まれているのですが、
電流計だけデジタル。
デジタルは
電源がないと
表示が出ないので、
電源の元を見つけ
ヒューズを抜く。
ヒューズを抜いてあるので
メーターに補助電源と
試験電流を直接印加。
デジタルは
入力が低くても
表示がわかりやすいし
アナログ指針ほど
ズレが出ないので
見やすくていい。
試験するには電源が面倒ですけど。
本日は
今週末に定期検査だけ
請け負っている現場にて
キュービクル腐食箇所塗装の
立ち合いを行いました。
定期検査と同時実施だと
塗りたて触ったりしたら嫌なので
別日でお願いしたんです。
チョーキングが出まくりなので
将来的には全塗装が
望ましい。
所属しています
東京電気管理技術者協会
茨城支部土浦支部の
先輩が試験業務を請け負っている現場の
試験お手伝いに行ってきました。
私は系統連係保護継電器
オムロンK2ZC-Nの試験を担当。
(今回は前面操作・記録係でした)
双興電機製作所(SOUKOU)
電圧・周波数継電器試験装置
FVT-600KD
初めて見ました。
私は今回操作しませんでしたが、
試験器担当の先輩は、
「以前のFVT-200KⅡと
操作はあまり変わらないけど、
計器が前はアナログで
1メモリの数値が荒くて動作値が
ざっくりだったけど、
こっちはデジタルなので
細かく見れていい。
そして軽くて楽」
と言っていました。
それと
新しいせいで硬いだけかもしれませんが、
1箇所だけ基準電圧と試験電圧の
二段になっている調整ツマミが
下のツマミを抑えながらでないと
同時に回ってしまうと
言っていました。
私はNFの試験器があるので
購入はしないと思いますが、
NFは高すぎるので
計器校正試験など3相電圧・電流の
同期が必要な試験をやる予定さえなければ
単体で3相600Vまで出るので
400V系の過電圧継電器が出てきても
単機で対応できるし
(NFのRX4718だと
相電圧250V=線間電圧432Vまでなので
VTを噛ませる必要が出てくる)
性能的にも金額的にも
優秀な試験器だと感じました。
10年もこの仕事をやっていると、
なくても支障がないけど
欲しいものってのが出てきます。
そういうものは急がないので
メルカリやヤフオクをたまにチェックして
のんびり探すことにしています。
今回ヤフオクで新品でお得に落札ができたのは
hioki
電圧計付検相器
PD3259
仮設電源の投入前に
検相と電圧確認が
一発でできて便利そうだと
前々から思っていました。
そして本日早朝の年次点検で
電灯分電盤に単3の仮設電源を入れる必要が
ありましたので
デビュー戦となりました。
検相が必要な3相動力ではなく
単3電灯回路でしたが
100,100,200Vの表示を
確認することができました。
3相間の電圧確認をテスターでみるより
手早く短絡の危険も減らせるし
入手してよかったと思います。
大したことではないのですが
海外での使用も念頭において
クリップごとの色相分けは
付属のカラースパイラルチューブを
自分で巻くようになっていて
付属が黒1,赤2,青2,黄2なんですが、
個人的には
アーシークーまたは赤白青にしたいので
白もいれといて欲しかったなと
思いました。
早朝5時スタートで
走行距離130km
年次点検3件を
こなしてきました。
清掃風景
キュービクル全開
VCB注油前
VCBパネルを外し注油。
二人作業だったので一人に点検清掃を任せ
保護継電器試験は自分一人で実施。
高圧ケーブルG法測定前の
ケーブルシーズ絶縁抵抗測定。
500Vで100MΩを確認。
高圧ケーブルに5kV,10kVをかけて
漏れ電流試験。
山の中にあるキュービクルの年次点検。
てんとうむしや
大きな蜘蛛がいっぱいいました。
とくに変わったことは
何もなかったのですが、
なんだかとても疲れてしまいました。
運動は定期的にしているつもりですが、
仕事だとそういうのと
違う体力が
削られるようです。