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2022年09月の記事は以下のとおりです。

1号柱2引込の太陽光発電所年次点検

自家用電気工作物の

某会社(他保安法人管理)で

太陽光発電だけ

私が契約している現場の

年次点検を実施。

20220928105116.04.46-1.jpg

太陽光発電所だけ止めるので

平日好きな時にできます。

20220928105009.45.08-1.jpg

既存の1号柱に

太陽光引込が

追加されています。

既設のPASは戸上製、

太陽光は日本高圧製なので

よほどうっかりしなければ

間違うことはありません。

もし同じメーカーの物が

ついていたら

毎回なんとなく

心配な気持ちでの

仕事になるだろうと思います。

20220928105010.04.40-1.jpg

年次点検でやることは

通常のPF-S形キュービクルの

点検項目プラス

地絡過電圧継電器の試験。

DC24VのUPSがついてて

常時電源が入っているので

試験中補助電源不要、

20220928105011.06.22-1.jpg

トリップは接点にDC24Vが

来ているので

離線なし電圧トリップ検出で試験。

特に不良個所なく点検終了しました。

 

SOG制御箱にはテプラ、

PAS引き紐には

線番札(カラーエフ)で

太陽光発電用と

マークしてます。

絶縁監視装置の試験で不具合を発見

約1年前に取り付けた

絶縁監視装置

ムサシインテック

監視王Io

20220927184415.27.25.jpg

年次点検で

動作試験を行いました。

20220927184416.34.59.jpg

試験したいバンクの

低圧電源ライン側-B種間に

可変抵抗を入れて

クランプで地絡電流を確認しながら

抵抗を落としていき

警報発生赤ランプが

点滅するところを読む。

このやり方だとIo,Ior両方試験可能。

メーカー推奨は

ELB-GRリレーテスタLB-6で試験と

なっていたような気がします。

 

電灯回路側で

50mA整定なのに

100mA流れても動かない。

あれこれ確認したら

20220927184417.38.53.jpg

ZCTの爪がハマっておらず

浮いていました。

はめたら正常動作しました。

 

やはり取り付け時に

試験しておかないと

いけないなと反省。

 

Amazonで以前

セラミック可変抵抗を

買ったことがありますが、

あまりいい動きをしません。

こういうのでいいものって

どこで買ったらいいのでしょうか?

架空引込PF-S形キュービクルの年次点検

山間部にある

某屋外活動施設の

年次点検を実施。

特筆するようなネタがないので

普通にやっていることを書きます。

20220927183145.51.38.jpg

自分含めて2名で作業。

停電して、

PASのSOG試験やって

接地抵抗測って

20220927183146.01.05.jpg

キュービクルの接地抵抗測って

低圧絶縁抵抗測定して、

最後に

20220927183147.56.13.jpg

高圧絶縁抵抗測定と

ケーブル劣化診断を

実施。

その間の内部点検と清掃は

相方にお任せ。

そして1時間程度で復電。

大抵のPF-S形キュービクルの年次点検は

こんなものかと思います。

 

↓で擦りつつ

充電式ブロワーでほこりを

吹っ飛ばすのが

屋外キュービクル清掃での定番

医療機関の年次点検

父が管理する

某病院と、

私が管理する付属クリニックの

年次点検を午前と午後で実施。

20220925181151.54.35-1.jpg

非常回路(赤コンセント等)

点検中発電機を回しっぱなしで

作業しているが、

病院から急患などがあった場合

10分程度で電気を戻してほしいという

約束で作業。

急患はなかったが

サーバー室のシステム障害が

あったとのことで、

途中一時的に復電。

その後再停電で作業を完遂しました。

20220925181152.11.16.jpg

午後はクリニックの点検。

こちらはまだ4,5年の設備で

きれいなので短時間で何事もなく完了。

台風が予報より1日早くいなくなり

1日いい天気でしたので

助かりました。

重塩害地域PASのSOG制御箱内

海に近い現場にて

試験業務として

リレー試験6変電所分を

やってきました。

20220923202948.jpeg

1号柱PASのSOG制御箱ですが

内部接地線の端子が錆びてます。

20220923202949.jpeg

①で測ると10Ωなんですが

②で測ると12Ωになります。

導通が

怪しくなってきているようなので

20220923202950.jpeg

ぶった切って

右後ろのネジに

圧着端子あげ直して

接続し

導通を確保しました。

つくばじゃ

こんな錆び方まず見れません。

さすが重塩害地域!

3Eリレー試験器の故障

2Eリレーの更新に伴う

現場試験をやってきたのですが、

20220922150730.41.48-1.jpg

双興電機製作所

3Eリレー試験装置

E3-301Kの

20220922150728.24.43.jpg

電流出力表示がバグりました。

ひとまずクランプメータで

動作電流を測定して

事なきを得ましたが、

今年は

いろいろなものが

故障するついてない年に

なっているようです。

20220922150729.25.08.jpg

帰ってから改めて

確認してみました。

電源入れたときに

貫通数を増やして

電流表示の比を上げるCT表示が

×99になってしまうのが原因でした。

電源入れるたびに

CT設定ボタンを何度か押せば

元に戻りますが今後が怪しい。

1996年製の父の物ですが、

メーカーにメールしたら

旧式のディスプレイ故障の場合

部品生産終了のため修理不能になると

連絡がありました。

仕方がないが

新規購入を考えます、父が。

変圧器の耐圧試験

3kV系の

変圧器耐圧試験を

おこなってきました。

20220922145441.29.56.jpg

区画養生、

安全用具使用、

声出し確認で

試験やっている風を

立会者にアピールしつつ

試験を進めました。

ロータリースイッチの接触

年次点検お手伝いにて。

20220918184448.59.52.jpg

画像は

光商工の漏電リレー試験。

(漏電火災警報器、LGR,ELR等呼び名多数)

B種-変圧器間のZCTに電流が流れるよう、

接地端子台でA,D種-B種を短絡させてから

ブレーカー中性点とフレームに試験電流を

流して試験しています。

 

自分の現場なら

試験は整定値のみ1タップだけで

済ませちゃいますが、

全タップやる仕様の現場も多数あります。

全タップの試験の場合は

整定値戻し忘れ防止のため

整定値での試験を最後に

おこなうようにしています。

20220918184449.59.57.jpg

設置されている環境や

経過年数によると思いますが、

光商工の

この形の漏電リレーや

地絡方向継電器は

整定用ロータリースイッチの接触が

悪くなるからか動作値が

おかしくなることがあります。

対策として試験前には

接触がよくなるよう祈りながら

何回もグリグリ回してから

試験すると

うまくいくことが多いです。

 

接触不良で動作値が

おかしくなることを考えると、

整定値を最後に試験すれば

最終動作確認にもなるので

間違いなしです。

Fujiの古いVCB HA12C-HL W3-NAに負けました

以前

1992年製富士電機の高圧真空遮断器に注油

で富士電機のVCB

HA12B-HL W3-NAの

注油について書きましたが、

今回は

20220917164511.10.38.jpg

HA12C-HL W3-NAという

型式の物が

年次点検応援先にあり、

作業時間に余裕があったので

注油できるかの戦いに挑んでみました。

20220917164516.16.08.jpg

スマホに入れてる資料の中に

対象の物があったので

できそうな感じ。

HA08C-HL_HA12C-HL_tyuuyu.pdf

20220917164512.12.56.jpg

盤の裏側から。

右側に機構部が入っています。

20220917164513.58.58.jpg

機構部箱左下、

プラスネジ1本とM10ボルト1本と

背面の配線固定金具付きの

プラスネジ1本は

外せました。

20220917164514.58.29.jpg

盤の上部、右端のボルトには

フレームが邪魔で

ソケットレンチ等は入らず、

小さなモンキーは入りましたが

力が足らずうまく回りません。

20220917164515.58.36.jpg

盤側下部、フレームが邪魔で

全くボルトにアクセスできません。

というわけで、

注油口を開けることはできませんでした。

本気で注油したければ、

VCBの下に箱や土台を用意して

VCB本体を下すつもりでないと

作業は無理だなと感じました。

 

初動はちょっと怪しい感じが

ありましたが、

OCR連動試験を行い

普通に動いてくれたので

今回は

まぁよしとしました。

願わくば

遮断器更新になってほしい。

指で抑えて瞬時ロック

 年次点検お手伝いでのこと。

20220917162714.29.16.jpg

誘導型の過電流継電器試験。

20220917162715.28.41.jpg

振動センサがあったのですが

ちょっと調子が悪かったので

トリップをVCB1次2次へ取り付け。

VCB直より繋ぎやすいかと

赤相のDS2次と

赤相CTにトリップを取り付け試験実施。 

20220917162716.29.50.jpg

タップ4A

ダイヤル1

インスト20A

限時動作時限500%を取りたいのですが、

そのままやると瞬時が動いてしまいます。

瞬時の整定値を上げてもいいのですが

タップネジを外したりつけたりが

面倒だったので

インストの接点が動かないように

指で抑えつつ整定と試験を行いました。

 

瞬時動作時間の際も

インストの接点と円盤を

抑えて200%整定してから

瞬時動作時限を測定。

 

誘導型OCRは

どこのメーカーも

廃盤だと思いますが

まだまだ現役の現場は

多くあります。

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