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2023年05月18日の記事は以下のとおりです。

RX47022で地絡過電圧継電器試験

太陽光発電所の年次点検。

20230510195539.41.17-1.jpg

地絡過電圧継電器

オムロンK2ZC-K2GV-NPC、

整定値10%で

6600V/√3×10%=381Vです。

試験で

動作値モード動作値復帰値記録(VAL↑、↓)を

試してみました。 

こんな感じに

動作値、復帰値が表示されます。

 

動作時間を取るには

動作時間モードに戻す必要があり、

切り替えは

使い込んだ人じゃないと

切替自体がちょっと面倒に

感じられるかもしれません。

 

デジメガ接地抵抗測定機能でPASトリップコイル抵抗測定

デジメガは物によって、

絶縁抵抗測定とは別に

盤アースの確認用に

簡易接地抵抗測定が

できるものもあります。

 

PAS試験の際、

トリップコイルの抵抗と

絶縁抵抗を測るのに

使用してみました。 

20230510200621.36.17-1.jpg

戸上のPASのトリップコイル抵抗値は

約140Ω程度のはずなんですが、

共立電気計器 (KYORITSU)

ペン型絶縁接地抵抗計

KEW 6041BT

で測定したところ、

抵抗値が1726Ωと出ました。

やたら高いので

DMM

KEYSIGHT U1273A

で再測定。 

20230510200622.38.01-1.jpg

 145Ωと問題ない数値となりました。

 

この日は年次点検2件あったので

もう一度別の現場で

試してみました。

20230510200623.34.05-1.jpg

KEW 6041BTでの

測定値は1676Ωと表示。

20230510200624.32.05-1.jpg

HIOKIの絶縁抵抗計

IR4052-51

の低抵抗測定モードで

151Ωと出ました。

20230510201700.11.52.jpg

そうなると

KEW 6041BTがおかしいのかと思い

自宅のダイヤル抵抗140Ωで

試してみましたが

139Ωと問題ありませんでした。

 

原因がわからないので

メーカーに問い合わせしてみました。

「弊社6041BT接地抵抗測定については

交流電流を出力し測定しております。

絶縁抵抗計については

直流電流を出力しています。

測定原理が違う為、値も異なります。

DMMで測定するのが

一番正しい測定値になると考えます。」

とのご回答をいただきました。

 

ちなみに

hioki IR4052の低抵抗測定は

直流電流印加、電圧検出で

接地線導通チェック用と

書いてありました。

(逆に簡易接地抵抗も測れる

IR4082というのも

あるようです)

 

というわけで接地抵抗測定モードは

専用用途のみでしか使えないことが

分かりました。

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