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2022年09月の記事は以下のとおりです。

SOG制御箱は月次点検の都度開けてください

毎年参加している年次点検の

お手伝いを実施。

 

引込のPASを開放するため

林の中にある

1号柱へ行き

GRテストボタンで開放するため

SOG制御箱を開けました。

20220917160219.29.43-1.jpg

カチカチカチと音を立てながら

蜂がわんさか出てきたので

慌てて逃げました。

20220917160220.29.43.jpg

運よく刺されませんでしたが、

りっぱなハチの巣が内部にありました。

蜂ジェットが現場にあったので

お借りして駆除後、

しばらく置いてから

停電作業をおこないました。

20220917160221.31.15.jpg

 アシナガバチだと思います。

20220917160222.32.29.jpg

こぶし大の巣がありましたが、

時期的に

すべて羽化した後のようです。

 

こんなことがあるので

月次点検の都度

SOG制御箱を開けて

ちらっと

内部確認をしていただきたい。

そうすれば

こんな大きな巣になる前に

楽に駆除できるかなと思います。

 

夏から秋にかけて

蜂用殺虫剤1本は

車載するべし!

浮いてる制御線

月次点検の際に

気がつきました。

前日の記事と同じような内容ですが、

20220916173023.02.03.jpg

所内の地絡方向継電器の

(現在PASがあるので未使用にしている)

地絡電圧検出器ZPDから出ている

制御線がプラプラしているようです。

きっとインシュロックが

切れたのでしょう。

20220916173024.02.10.jpg

高圧機器やKIP等には触れていないので、

来年5月の年次点検まで

放置します。

古い現場でありがちなこと

90年代キュービクルでの

年次点検。

20220914200438.31.00.jpg

VCBも

誘導型過電流継電器も

年季入っていますが

正常動作します。

意外に古いものは頑丈です。

20220914200439.58.40.jpg

点検清掃をお願いしていた応援者が

進言してくれました。

インシュロックが砕けて

母線が垂れてきているとのこと。

自分一人では

気が付かないことがあるので

助かります。

20220914200440.59.57.jpg

インシュロックで締めなおして

もらいました。

やらなきゃいけないけど後回しなこと

年次点検中にふと

気になりました。

20220914200437.47.35.jpg

だいぶ傷んできました。

サトーパーツのサイトでは

チップジャック Y型端子 クワ型端子 と

いろいろ呼び名があるようです。

 

その場では帰って

修理しようと思うのですが…

帰ったらきっと

忘れてしばらくやらなそう。 

Amazonでは

赤と黒が乏しいようです。

隣から倒木

太陽光発電所の

点検中気が付きました。

20220914211858.14.14.jpg

となりの敷地の

樹木が倒れたようで

フェンスがひしゃげていました。

 

点検報告書に

フェンス不良として

報告書に掲載しました。

 

仕事用デジカメは

この機種が軽いし安いし頑丈だし、

SDカードスロットルに

無線LAN搭載

SDXCメモリカード

Flash Air を入れれば

スマホにWi-Fiで

画像転送できるので

気に入っています。

これ以降の機種は

Wi-Fi使えなかったり

重かったりなので、

壊れたら買えるうちは

また同じものを購入したい。 

太陽光発電所 年次点検

太陽光発電所の年次点検。

20220914200433.19.16.jpg

画像が霧の中みたいになっているので

単純にカメラが曇っただけです。

9月半ばなのに

夏日になったため

ムシムシしていました。

20220914200432.36.29.jpg

直流側絶縁抵抗測定。

P側だけの簡易測定で済ませました。

20220914200434.29.53.jpg

キュービクルに換気扇が3台ついているのですが、

1台だけ吸気になっており

以前フィルターが詰まって

変圧器温度異常で警報が出たことがあるので

気が向いたときにブラシで掃除しています。

20220914200435.43.50.jpg

作業最後にケーブル劣化診断。

8年経過した施設ですが

測定結果良好でした。

特高トランス2次 バスダクトの耐圧試験

特高変圧器の2次側から

メタクラまでの

バスダクト交換工事に伴う

耐圧試験を受託実施。

20220911201240.34.26.jpg

計画でははじめ、

トランス接続状態で

AC10,350V印可予定になっており、

特高トランス2次側に

耐圧なんてかけたことなくて

静電容量が

どの程度なのか未知数だったので、

うちにあるリアクトルを

ありったけ持っていきました。

しかし、

バスダクトと変圧器は

接続前に

耐圧試験となったので、

リアクトルは未使用で済みました。

20220911201241.35.29.jpg

計画より1時間ほどはやく工事が進み

耐圧試験を明るいうちに

行うことができました。

20220911201242.55.16.jpg

画像は特高トランス2次側と

ブスバーの接続部。

クリップで短絡して

印加線を接続しました。

充電電流3mAとかわいいものでした。

 

バスダクトに上がるため、

フルハーネス安全帯を使用しました。

フルハーネス安全帯は

柱上作業と

高所作業兼用で使えるよう

下記をそろえています。

ありきたりな試験測定をこなす

請負の年次点検を実施。

年次点検でやることは

自社でも他社でも

ほとんど同じです。

20220911062321.jpeg

引込のUGS試験、接地抵抗測定。

20220910201712.14.04.jpg

遮断器の電源を探して補助電源を入れて、

過電流継電器の遮断器連動試験を実施。

20220910201713.14.20.jpg

VCBの切動作後、

蓄勢表示は"放勢"に切り替わるはずが

蓄勢のままになってました。

まもなく20年のVCBなので機構の固着が

始まっている気がしました。

ペーストスプレーを注油して

とりあえず正常動作を確認しました。

 

ほか接地抵抗測定、

高低圧絶縁抵抗測定と

点検清掃を実施して

だいたい半日で

作業完了。

不良個所がなくてよかったです。

 

富士電機製古めのVCBには

ニチモリ ペーストスプレー。

新設受電で検相確認

本日新設の受電でした。

 

キュービクル内部確認、

高圧絶縁抵抗測定を行ってから

PAS投入、

まずは受電盤で検相確認。

HIOKI電圧計付検相器

PD3259-50を使用。

20220909194922.10.58-1.jpg

正相を確認。

盤の電圧計は6500Vを指しているので

計算上108V程度のはずですが、

PD3259-50には

91V程度と低い感じ。

以前先輩に、

「盤の鉄板にくっついてるから低いのでは」と

言われたことがあるので

20220909194923.11.38-1.jpg

ちょっと浮かせてみましたが、

90~94Vと変化はあまりなし。

やはりこの電圧試験端子では

突起が短すぎてダメなようです。

20220909194924.15.22-1.jpg

動力変圧器2次側では

きちんと200V超の電圧表示。

受電作業はとくに問題なく完了しました。

 

何はともあれ、

ただの検相器より

便利なのは間違いないと思います。

高いけど・・・

電力会社との過電流保護協調を計算

まもなく受電の物件があります。

20220907150755.56.11.jpg

OCRの整定値は通常

電力会社と工事店の

図面協議があって

電力会社側から

整定値を指定されてくるものだと

ばかり思っていましたが、

100A以上のCTを使用する場合

こちらで整定値を定めて

I-t特性図を提出しなければ

ならないようです。

20220907150756.56.38.jpg

先月竣工検査やって

あと2日で受電日になるのに

なぜか今日連絡が来ました。

ちなみに竣工検査での過電流継電器試験は

きっとこのくらいだろうという予測数値で

試験してありました。

 

電力会社との保護協調確認計算

電力会社OCR

段時限特定

1段780A 0.5s

(時間差0.11s以上早く)

2段1560A 0.2s

(時間差0.15s以上早く=

0.05s以下で動作という事で

瞬時動作値で確認)

 ― 追記 ―

上記画像内の0.11sと0.15sは、

配変OCR慣性特性0.05sと

需要家側CB遮断時間

50Hz 3サイクル0.06s

もしくは5サイクル0.10sから。

今回は3サイクルのVCBなので

配変OCRの動作時間より

0.11s早い必要があります。

 ― 

需要家OCR

タップ4

レバー1

瞬時40A

超反限時特性

 

限時動作時間

1段電流/(タップ×CT比)=入力電流倍率

780A/(4×(200/5)=4.875

超反限時の場合

20220907151348.12.52.jpg

80/(4.875²-1)×(1/10)=0.351s

0.5s-0.351s=0.149s 時間差0.11s以上なのでOK

 

瞬時動作時間

配変OCR動作時間0.2s-

(配変OCR慣性特性0.05s+CB3サイクル0.06s)

=0.09s以下、

過電流継電器メーカーの

瞬時時間特性図から

20220908131916.14.24.jpg

100%~160% 0.09sなので

瞬時動作電流値の確認を行いました。

 

2段電流/CT比=瞬時動作電流値

1560A/(200/5)=39 瞬時タップ39以下なので30A

40Aではだめとなりました。

20220907150758.57.28.jpg

作成には

東京電気管理技術所協会の

技術研究発表会で

2011年に配布された

エクセルの保護協調作成ソフトを

使用しました。

 

以前

電気関雑誌で見かけた

エレックス極東

過電流保護協調シミュレーションソフト(MSSV3)

というものが気になってたことを

今回の作業中に思い出しました。

単結が書けて保護協調も

作成できるそう。

カタログと価格を問い合わせしてみましたが、

使用頻度はそんなに高くないので

価格を見てから考えようと思います。

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