ロータリースイッチの接触
- 2022/09/22 06:00
- カテゴリー:保護継電器試験
年次点検お手伝いにて。
画像は
光商工の漏電リレー試験。
(漏電火災警報器、LGR,ELR等呼び名多数)
B種-変圧器間のZCTに電流が流れるよう、
接地端子台でA,D種-B種を短絡させてから
ブレーカー中性点とフレームに試験電流を
流して試験しています。
自分の現場なら
試験は整定値のみ1タップだけで
済ませちゃいますが、
全タップやる仕様の現場も多数あります。
全タップの試験の場合は
整定値戻し忘れ防止のため
整定値での試験を最後に
おこなうようにしています。
設置されている環境や
経過年数によると思いますが、
光商工の
この形の漏電リレーや
地絡方向継電器は
整定用ロータリースイッチの接触が
悪くなるからか動作値が
おかしくなることがあります。
対策として試験前には
接触がよくなるよう祈りながら
何回もグリグリ回してから
試験すると
うまくいくことが多いです。
接触不良で動作値が
おかしくなることを考えると、
整定値を最後に試験すれば
最終動作確認にもなるので
間違いなしです。
斜光
いつも楽しく拝見しております。
1点ご質問がございます。
A,D種-B種を短絡させるのは何故なのでしょうか?
よろしくお願いいたします。